ペンデュラムを使用してハイヤーセルフから質問の答えを得るという話を以前にした。入門の入門的なことを書いた記事は以下を参照のこと。

ペンデュラムでハイヤーセルフと対話する

ペンデュラムを使いこなすにはある程度の意識レベルの高さが必要なのだが、このブログを読んでいるくらいの読者であれば、その基準はクリアしている。

実際に、このブログの読者の何割かの人はペンデュラムを使っていると女神様たちから聞いているが、多くの人はダウジングが占いのようになってしまっていて、使いこなすところまで至っていないとのこと。

自分で言うのもなんだけど、私はペンデュラムの通信相手の情報源が信頼できる存在であれば(次回記事で説明)、ほとんど100%に近い精度で正しい情報を得るくらいの自信がある。

ダウジングは決して占いではない。情報の精度が全く異なる。ハイヤーセルフとダウジングを通じてコミュニケーションできれば、未来予想や自分の運命に関すること以外であれば、ほぼ正確な情報を得ることも可能である。

ペンデュラムによるダウジングはYes/Noによる二択の回答であるから、そういった種類の質問に対してはチャネリングよりも情報の精度が高い。私は現在までのところチャネリングができないが(近い将来できるようになると言われている)、チャネリングができる人でも重要な情報はダウジングで確認すると良い。

■素材

ペンデュラムの素材としては天然石が多く使用されているので、この項は石の神様である磐長姫(イワナガヒメ)に監修をお願いした。

最もお奨めできる素材を訊いてみたところ、なんと、磐長姫の専門である石でもなければ、金属でもなく、木製ものだった。しかも、ただの木製ではダメで、樺でないとダメとのこと。理由は、樺には低級霊が憑りつくことができないから。

そんなペンデュラム、実際に存在するのかと言いたいところだが、楽天で売っていた。ただし、それなりに高級品である。

まあ、売ってはいたけど、「そんな滅多に見ないような素材のものをお奨めするなんて、実用上の意味はないよね」と訊いてみたところ、Yesの回答。豆知識として書いて欲しかっただけ、はっきり言うと、磐長姫のただの知識自慢だった。

それはともかくとして、より実用上の観点からお奨めできるものを訊いてみたところ、またしても専門の天然石とは関係なく、金属製がお奨めということである。理由はバランスという点で天然石よりも優れているから。

では、どうしても天然石が良いという人にお奨めできるものは何か。磐長姫の答えは、水晶系の天然石、とくにアメジストが良いとのこと。理由はなし。ただの、磐長姫の好みだそうである。

全く役に立たない情報になってしまい、この項、削除しても良いか訊いたのだが、磐長姫が残せと言うので、残しておく。

本当の結論は、好きなものを買えばよい。

なお、私は磐長姫にダマされて、現在はアメジストのものをメインに使っている。500円くらいの低価格かつハンマーロックカットと呼ばれる綺麗に整形されていないもので、バランスも何もないのだが、全く問題なく使用しているので、あまりこだわらなくても良い(あなたの好みに従ってこだわることも全く悪くない)。

■浄化

樺以外の素材のペンデュラムについては、浄化が必要である。理由はお判りの通り、低級霊が憑りついている可能性があるから。

浄化については、世間一般で言われている方法で良い。以下は私がやっている方法。

ホワイトセージの葉を香炉に入れて火を付け、その煙にペンデュラム(天然石等の部分)を潜らせる。ホワイトセージがない場合にはお線香の煙でも良い。この方法で具体的な時間を示したものを読んだことがないのだが、女神様たちに訊いたところ、5分間やりなさいとのこと。数十秒とか2~3分では不十分ということである(これを知る前は1分くらいしかやっていなかったと思う)。

これでもまだ心配であれば、ベランダに一晩出して翌朝太陽が昇ってから引き上げる。これで、月光による浄化、日光による浄化が行われるので完璧である。

■最初からペンデュラムを振る

初心者の頃はペンデュラムを静止状態にしたところから始めていた。この方法はペンデュラムが動き始めるまでに時間がかかるので、中級者以上になればやらないであろう。

現在では、質問をした後に(心の中で言っても良いし、発声しても良い)横方向(私にとってはNoの方向)に自分でペンデュラムを振ってしまう。

もし、答えがNoであるならば、そのまま横方向に加速したり、伸びを感じる。

もし、答えがYesであるならば、ペンデュラムの揺れがだんだん縦方向に変化していく。途中で斜め方向への揺れになるか、回転の揺れになるかして、最終的に縦方向に揺れが変化する。または、はっきりYesの回答の時には急激に縦方向に揺れが変化する。

最終的に揺れの方向が確定するまでの時間が長いか短いかによって、回答のニュアンスが変わる。Noの方向に自分で振ったにもかかわらず、1秒程度で縦揺れに変わったのだとしたら、断固したYesの回答なのである。ペンデュラムを使う際に一番最初にすることの多い質問「セッションを開始してよろしいでしょうか」は必ず回答がYesになるため、こういった動きになることが多い。

この方法では、わずか数秒で回答を知ることができるので、質問がたくさんある時や、回答を受けてさらに質問を連鎖的に思いつくような場合には大変有効である。

 

そして、この方法を採用する場合には、重たいペンデュラムの方が使いやすい。静止状態からスタートする場合には、簡単に動きやすい球状の(小さくて軽い)ペンデュラムをお奨めしたのだが(冒頭に書いた初心者向け記事を参照)、自分でペンデュラムを振ってしまう場合には重たいものを選ぶと良い。天然石で言えば4cm以上くらいのものがやりやすい。


■ペンデュラムの意思を感じる

ペンデュラムはYes/Noの回答を返してくれるものではあるが、単に2択の回答が返ってくるだけのコミュニケーションツールではない。

意識レベル向上を目指す者として、微妙で繊細なペンデュラムの意思を汲み取る努力が必要である。

ペンデュラムの通信相手(次回記事で説明)が守護霊様である場合などに特に顕著に感じられるのであるが、通信相手がペンデュラムを動かすのである。自分の意思を伝えるために、Yes/Noだけでなく、揺れ方を通じて微妙なニュアンスを伝えてくることを忘れてはならない。

もちろん、一番の基本としてはYes/Noのどちらに動きたがっているかを見極めるということがある。自分がどちらに動いて欲しいかではない。ペンデュラムが、ひいては通信相手が、どちらにペンデュラムを動かしたがっているかを見るのである。

時には物理法則を超越したような不思議な動きを見せることもある。以前は静止状態から始めていたので軽い球状のペンデュラム(素材はラピスラズリ)を使用していたのだが、よくUFOのような不思議な動きをしていた。そこに意思を感じたものである。自分の期待や予測ではなく、それを超越してどちらに動きたがっているのか、その意思を感じることが重要である。

それが出来たら、それ以上の微妙なニュアンスを感じとる努力をする。例えば、揺れが大きいか小さいかでも全くニュアンスは異なる。

 

通信相手が守護霊様の場合などには、わざと揺れを小さくして、こちらに「なんか元気ないですけど、どうかしましたか」と言わせる、思わせる場合などがある。もちろん、こちらもそれは見越していて、揺れがいつもと異なる場合には「こちらの気を引きたい、何か言いたいのかな」と予測できるのだが、それで良いのである。その後、守護霊様が言いたいことを当てられるようにインスピレーションを送ってきたりする。

 

逆に揺れが大きい場合、揺れが速い場合には、「激しく同意」というニュアンスがある。そして、面白がって笑っている。さらには、私は自分の胸からお腹の前あたりでペンデュラムを振るので(誰でもそうか)、ペンデュラムを何度もお腹に当てられたり、その際に横回転しながらお腹にペンデュラムをぶつけてくることも多々あり、これは縦揺れのYesの回答を送りながら、爆笑しながら激しく同意していることを示しているのである。

このようなYes/Noを超えた微妙なニュアンスを伝える能力をペンデュラムは持っている。いや、ペンデュラムは媒体である。単に物理的に揺れているという見方をしないで欲しい。ペンデュラムを動かしているのは通信相手である。相手がハイヤーセルフだとイメージが湧かないかもしれないが、守護霊様だとイメージが湧くかもしれない。守護霊様がペンデュラムを動かしているのだから、単なるYes/No以上のニュアンスを揺れを通じて伝えたがっているのは理解していただけると思う。

今回は磐長姫のムダな豆知識披露もあったせいで長くなり、全てを書ききれなかったため、次回に続く。