ペンデュラムを使用して意識レベルを測定するという話をしてきた。しかし、その使い道は意識レベルの測定に限定されない。Yes/Noで答えられるタイプの質問に答えてくれるという非常に優秀なツールである。それでは、一体誰が答えてくれるのか。ハイヤーセルフ(真我)が答えてくれるのである。私はチャネリングができないし、守護霊の声もアシュタールの声も一切聞こえないが、ペンデュラムを使用することで、Yes/Noタイプの質問を通してに限定されるがハイヤーセルフとの対話ができるのである。
ペンデュラムとは「振り子」のことである。これは何でもよくて、5円玉に糸を通してを結んだものでも機能すると思う。しかし、低価格で売られているので専用のものを購入してしまうのがお奨めである。金属製のものや、パワーストーンを加工してチェーンをつけたものなどが多い。私は2つ所有していて、1つは円錐状のヒマラヤ水晶のもの。もう1つは球状のラピスラズリのものである。1000円くらいのものでも全く問題なく機能するので、予算の範囲内で気に入ったものを入手すればよい。ただし、大きくて重たいタイプのペンデュラムはなかなか動いてくれないという面があり、球状のものは比較的動きやすいらしい。そういうアドバイスがネット上であったので、2つ目のラピスラズリのを買うときは素直にアドバイス通りに購入したのである。実際に使いやすくて非常に気に入っている。
さて、ペンデュラムの使い方の話に移る。ペンデュラムを静止した状態でハイヤーセルフに質問をする。その後、ペンデュラムがどのような動きをするかによって、その質問の答えがYesであるかNoであるかを判別する。Yesの時の動き、Noの時の動きは人によって異なると言われる。私の場合は、最も多いパターンと一致すると思うが、Yesの場合に縦揺れ、Noの場合に横揺れの動きをする。「はい」で首を縦に振り、「いいえ」で首を横に振るのと同じである。実際にしたい質問をする前に、あらかじめYesの時の動きとNoの時の動きを確認しておく必要がある。これには回答のわかっている質問をする。「私は男性(女性)ですか」「私は日本人ですか」など。男性が「私は男性ですか」と質問した時のペンデュラム動きがYesを意味する。もし縦揺れになれば、あなたにとっては縦揺れがYesの意味になる。横揺れになれば、あなたにとっては横揺れがYes。右回転、左回転というパターンもあるようだが、同じくそれがその人にとってのYesである。同様に男性が「私は女性ですか」のようにNoであることが確定している質問をしてNoの動きを確認しておく。おそらく、Yesの時と対になる動きになるとは思うが、念のために確認が必要である。
たった、これだけのことで、後は好きな質問をしたい放題である。「私は既にアセンションして5次元にいますか」でも好きに質問すればよい。ただし、運命に関することと、何かの実現時期についての質問は避けた方が良いかもしれない。何かの実現時期についての質問をしつこく繰り返していると、「まだ実現していない」という波動を宇宙全体に送ってしまい、未来が変わってしまうかもしれない。この辺りは、私も確信を持っているわけではない。迷ったら、それ自体もハイヤーセルフに訊いてみればよいだろう。
基本は以上で終わりだが、YouTubeに動画もあるので探してみると良いかもしれない。やり方を教えてくれる教室のようなものもあるかもしれないが、わざわざ習いに行くほどのことでもないと思う。実際に色々やってみれば、すぐに習熟する。
それでは、意識レベルの測定はどのようにやればよいだろうか。Yes/Noで答えられる質問しかできないので、「私の意識レベルは600以上ですか」のような質問形式になる。600以上がYesで700以上がNoなら範囲が特定できるので、「650以上ですか」などのようにさらに範囲を絞っていく。
質問はできる限り曖昧さを残さないような形式にすることが重要である。ただ「意識レベル」と言っても、あるいは「悟り」と言っても曖昧である。ここで言う意識レベルとは何なのか、悟りとは何なのかがわかるように質問するのが望ましい。実際の質問例を記載しておく。
「私の意識レベルは、書籍『パワーか、フォースか』に記載されている1から1000のスケールにおいて、600以上ですか」
「同様に、700以上ですか」
「同様に、800以上ですか」
「私は6か月以内に悟りますか。なお、ここでの悟りとは『空性とワンネスを知的理解ではなく直接体験を通して知る』こととします」
「同様に、3か月以内に悟りますか」
「同様に、1か月以内に悟りますか」