こんにちは。






森へようこそ。

案内人のマキです。


















相いれないはずの2つのものが
互いに補い合って
1つの世界を形成する。

















どこかで聴いたことありませんか。






太極図などにあらわされる、
このような
東洋的思想と量子の世界は
結びつきます。










量子論が私たちに教えてくれる
物質観や自然観、それは




『矛盾するもの同士が補い合う世界』



という美しい法則だったのです。











古典物理学では
一点に存在する『粒』と
あらゆる場所に広がっている『波』
とは矛盾する概念であると考えます。






しかし量子論は
この2つの概念を
同じ電子の中に見いだします。








私たちが見ていないときは
波のようにふるまい

私たちが見た途端に粒として姿を現す
といった


『粒子と波動の二重性』





そして
位置と速度における

『不確定性原理』など





相いれないはずの2つの事物が
互いに補い合って1つの世界を
形成している。










このような世界像を
量子論の育ての親
デンマークの理論物理学者
ニールス・ボーアは


相補性(そうほせい)
という言葉で説明しました。



ボーアは後の人生で
量子物理学と東洋哲学に
類似性があるとして
東洋哲学や易経を研究していたと
いわれています。



デンマークの最高勲章である
エレファント勲章を受けたとき、
ボーアが紋章に選んだのが

東洋の意匠『太極図』
だったことからも
その傾倒ぶりがうかがえます。






東洋思想の柱に一元論があり、
これは今の近代科学の根底にある
二元論とは対立する概念です。




簡単に言うと
『精神と物質』
『自然と人間』など
分けて取り扱うのが二元論であり、





『陰と陽は表裏一体』
『病は気から』にあらわされるように
心と体を一体のものとするなど
1つの原理から世界が出来上がっている
と考えるのが一元論です。










『客観的事実は存在しない』(めっちゃ好きな言葉♡↑)






客観的事実の存在を否定した量子論は


自然と観測者を
分けて考えるのではなく
1つのセットとして考える
一元論的な自然観を持っていると
いえます。










私はスピリチュアルと科学は一体だと
思っています。






東洋的思想と量子の世界の
物理理論が結びつく。





これこそが
宇宙の姿(真理)をあらわしていると
感じているからです。










結局最後に何が言いたいかと
いうと








『すべてはひとつ』ってこと。












今日も来てくださって





ありがとう照れ