F1~あの先にある栄光~ポケットの中の1秒 #3 | F1~あの先にある栄光~

F1~あの先にある栄光~

F1~あの先にある栄光~は、1994年サンマリノGPで発生した事故の真相を追及するものです。

小説風に書いていきます。更新は2か月1回のペースでやっていきたいと思います。
タイトル写真:BigTallGuy

同じことがイモラで起きていたと考えられないだろうか。

追撃してくるミハエル・シューマッハにイモラで負けるわけにはいかない。

イモラは決して鈴鹿のようにスムーズなサーキットではなかった。

タンブレロには大きなバンプがあった。

タンブレロのバンプに乗り上げる度にスロットルコントロールをしていたとしたら。

いやどのコーナー、どの場所でもスロットルコントロールをしていたのだとしたら。

バンプを超えると同時にスロットルをハーフにしていたことに理解ができるのではないだろうか。

そしてこのチームのデザイナーが言う「明らかにオーバーステアだった」というコメントにも頷ける。

レーシングカートでもフォーミュラでもマシンがバンプに乗り上げたときは横へスライドする。

そのスライドを修正する動作はオーバーステアを修正する動作に似ている。



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