今年は、本当にエキサイティングなシーズンだと思う。
開幕から4戦を終了した時点で、4人の勝者が誕生したシーズンは記憶にない。
レッドブルレーシングとベッテルは、本当に良い仕事をしてきた。
初日フリー走行から予選までの戦いかたは、さすがはチャンピオンチームであり、チャンピオンドライバーだなと感心させられた。
レッドブルレーシングは、2週連続開催の中、唯一、マシンのアップデートに成功したチームではないだろうか。
前戦の中国グランプリでは、2つの異なる空力パッケージをレース中にテストをし、そして今回のレースでは、1つの空力パッケージに照準を合わせてセットアップしてきた。
もちろん他のチームも、多少の変化をマシンに与えたものの、そのほとんどが、現状維持といってもいい内容だったのではないだろうか。
このレッドブルレーシングの戦い方は、チャンピオンチームとしての威厳と、そして迫力を感じさせるものだった。
マクラーレンは、速さがあっただけに、もったいないレースとなってしまった。
ピット作業などの原因は、いろいろあるけれども、これが現状維持で臨んだチームと、進化にチャレンジしたチームの差なのだと思う。
F1は、いつも、日進月歩であり、ほんのわずかな油断さえできない。
バーレーンのベッテルの走りをみる限り、まだ、今回のレースではマシンの限界をみていない。余裕とは言わないが、時間の関係上、マシンの戦闘力をそこまで出せなかったのだと思う。
次戦のカタロニアは、ストレートの長いサーキットだ。
レッドブル、マクラーレン、ロータス、そしてここに、メルセデスが参戦し、史上稀にみるグランプリになるのではないか。