七日粥妻が昨年末に入院し、初めて妻不在の正月を過ごした。その分、息子たち家族が大勢来てくれて、いつものように賑やかに過ごすことが出来たが…。正月が終わり、それぞれが学校や職場に戻り、一人となり、ふと気がつくと何時も妻が座っている椅子の広いこと。芭蕉の句に「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」とあるが、正月が賑やかだっただけに一人になると全くその気持ちが分かる。
高倉健さん死去高倉健さんが死去された。昨日からテレビでは報道されていたが、我々の年代になると、やはり新聞で確認しないと心に落ちてこない。優しい人だったと言う言葉が紙上のコメントに多く載っている。余程、優しかったのだろう。言葉に「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」とか、「言葉にできない心の奥を人はみんな抱えているから優しさがそっと心にしみます」とかある。高倉健さんの優しさは自信や勇気に裏打ちされた優しさだから本物の優しさだったのだろう。ご冥福を祈りたい。
ドラフト会議先日、プロ野球のドラフト会議があった。テレビ画面には本人の満面の笑顔が映し出され、家族の喜んでおられる様子が何回も放映されていた。宮崎では現在、各球団二軍選手によるフェニックスリ-グが行なわれている。先日、試合を見に行ったが気の毒なくらいに観客が少なかった。恐らく、今年指名された選手の多くは二軍からのスタートになるのだろう。そして、二軍から一軍に上がれるのは何人いることだろうか。一方、自由契約となりプロ野球界から去らなければならなくなった選手も多くいる。20代、30代の解雇は本人はもとより家族の苦しみは大きい。企業は非情なものだという認識を何時も持つべきだと思う。私が在職中に作った短歌がある。「君の時代 終わったと云われ FAの宣言できぬ 我が身悲しき」現役の皆さん、いつ自由契約を言いわたされても良いように常に自分を鍛えておこう。ボランティアグループで一泊旅行をしました。