七日粥妻が昨年末に入院し、初めて妻不在の正月を過ごした。その分、息子たち家族が大勢来てくれて、いつものように賑やかに過ごすことが出来たが…。正月が終わり、それぞれが学校や職場に戻り、一人となり、ふと気がつくと何時も妻が座っている椅子の広いこと。芭蕉の句に「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」とあるが、正月が賑やかだっただけに一人になると全くその気持ちが分かる。