先日、プロ野球のドラフト会議があった。テレビ画面には本人の満面の笑顔が映し出され、家族の喜んでおられる様子が何回も放映されていた。
宮崎では現在、各球団二軍選手によるフェニックスリ-グが行なわれている。先日、試合を見に行ったが気の毒なくらいに観客が少なかった。恐らく、今年指名された選手の多くは二軍からのスタートになるのだろう。そして、二軍から一軍に上がれるのは何人いることだろうか。
一方、自由契約となりプロ野球界から去らなければならなくなった選手も多くいる。20代、30代の解雇は本人はもとより家族の苦しみは大きい。企業は非情なものだという認識を何時も持つべきだと思う。
私が在職中に作った短歌がある。
「君の時代 終わったと云われ FAの宣言できぬ 我が身悲しき」現役の皆さん、いつ自由契約を言いわたされても良いように常に自分を鍛えておこう。
