何時もご覧頂きありがとうございます。

 

アーチトップギター初心者の私です。

まだ始めたばかりで大した知識は有りません。

でも、初めての購入でさえ絶対に外せない拘りが有りました。

それは単板を使って、それを削った物で有る事です。

ヴァイオリン属と同じ製法で作られた楽器で無ければ嫌なのです。

 

GibsonのES-335や175等の廉価版は合板をプレスで整形した安直なアーチトップです。

ハウリング防止の為にワザと鳴りを悪くする為と意味不明の言い訳をしています。

これは絶対に嫌でした。

過去にES-335とES-345を買いましたが全然気に入りませんでした。

どちらもCustom Shop製では無いのが原因でしょうか?

 

となると、今所有しているL-5やByrdlandになります。

残念ながらそれらはバックは単板なれどプレス成型の様です。

でも、音質に一番影響するトップは人の手で削られた物です。

一つ一つ指で叩いて音を確認しながら削った物です。

でも、Buscarino The Monarchは裏も手で削られています。

チェロ用の厚い材から削って作るのがルシアー物の特徴です。

 

Buscarinoさんは材を選ぶ際に「どの材を選んでも、Virtuosoの音に仕上げるから大丈夫だよ」と言っています。

本物のギター職人ならでは安心のコメントです。

 

道具です。

こんな小さいカンナで削ります。

切れ味鋭いカンナでサクサクと削ります。

この削りカスは冬場は暖房に使うそうです。

 

巨匠Bnedettoさんが「これを使えば上手く削れるよ!」と言っています。

 

こうやってHand Curvingで作られたギターは魂が込められたギターの様な気がします。

愛すべきギターに違いないです。

 

皆さんも1本どうですか?

とても優しく美しい音がしますよ。

 

よろしくお願いします。

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Buscarino The Virtuosoの仕様が確定しないのに、更に欲しいギターが有ります。

Benedettoです。

このギターもつい最近知りました。

John Buscarinoさんの師匠で,現在最高のルシアーの一人であるBob Benedettoさんが作ったとても偉いギターです。

全てのアーチトップギターファンが欲しがるギターとの事です。

 

巨匠の氏はGuildやFenderに招かれて共同プロジェクトをした時期も有りました。

現在は氏自身のブランドを立ち上げて、お弟子さんたちが製作しています。

ピンからキリまで多数のモデルをラインアップしています。

そしてその最高グレードがCremonaです。

Cremona™ | Benedetto Guitars

価格はベースで$30.000からと言う超高級器です。

そのCremonaでも、氏自身の製作による年代が欲しいんです。

 

で、例えばこれがそうです。

現在、アメリカのショップに有るこの個体です。

1990年製造の間違い無くBenedettoさんが作った個体です。

$22.750.00(約320万円)と流石に結構なお値段です。

これが欲しくてeメールしたところ、”HOLD"なので、今の購入希望者がボツなら次は私と言う事になっています。

既に1週間以上経っていますが未だに連絡が来ず、HP上は在庫になっています。

もう、Benedettoさんが作るギターは注文出来ないので、これがダメなら他の個体を探します。

 

さて、果たして買えるのでしょうか?

 

宜しくお願いします。

何時もご覧頂きありがとうございます。

 

つい2か月位前にアーチトップギターを買おうと思い、いきなりハイエンドばかり3本買いました。

当然ですが、それ等は全て素晴らしいギターです。

と言う事は、実は普通?のアーチトップギターは分からないんじゃないか?と言う事です。

 

大好きなGibsonのアーチトップだとES-175とかがエントリーモデルです。

折角のGibsonで今更廉価版を買うのは気が進みません。

と言う事で、他のメーカーで普及版のモデルを買って見ようと画策しています。

条件は17インチボディーで丸い角です。

 

エントリーモデルで条件に合った物を探すと廉価ギターの代表格であるEpiphoneが浮上します。

ジョーパスモデルです。

見た目は中々カッコ良いのですが、ヘッドがスカーフジョイントで、ボディーは合板と安物感満載です。

有る意味、Epiphoneの本領発揮モデルです。

 

D`Angericoです。

勿論、本物では無く現代の名前だけの量産品です。

本物なら大変な価格です。

これは志が低過ぎるのでダメと師匠から言われましたので落選です。

でも、見た目は相当素敵です。

 

これは先のモデルの更に廉価版でバカにするには良いモデルとの評価でした。

やっぱりこれでも見た目は相当カッコ良いので知らないと騙されて買いそうです。

でも、どれ位ダメなのか妙な興味が沸きます。

 

これらのモデルは全て合板ボディーなので、余りの格差で比較には役不足の様です。

と言う事で、単板ボディーを検索します。

 

Ibaneze GB20です。

既にとうの昔に生産が終わったモデルですが、これはお勧めとの事です。

見た目も申し分ないです。

かなり良い感じのギターです。

 

同じくIbanezのパットメセニーモデルです。

これも良い感じです。

流石にIbanezは良いギターを造ります。

 

更にIbanez AFC15です。

BuscarinoでフローティングPUの良さに感嘆したので、これは良いサンプルになりそうです。

それにしてもバカでかいPGはどうしたのでしょうか?

 

3本共Ibanezですが、他のブランドでも適当な物を探しています。

サンプルを買うにしても、中国製でも韓国製でも無いギターを選びたいです。

かと言って、日本製を選ぶのは行き過ぎな感じですし、インドネシア製とかになるのでしょうか?

 

どうせ直ぐに飽きるし、どんな物か知りたいだけの本当の無駄遣い的な購入作戦です。

買う前に飽きるかも知れない変な作戦でも有ります。

 

宜しくお願いします。

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Byrdlandですが、家に持ち帰って直ぐにやったのは弦交換です。

理由はこのブリッジです。

買って来た状態だと逆向きに付いています。

(画像の天地が変でスミマセン)

何の理由で何時誰が逆に向けたのか理由が気になります。

その前にこの状態で販売するショップは如何な物でしょうか?

 

早速、この標準の向きに付けなおしました。

単純にひっくり返して組みました。

この時はまだ後に来る不調を知りませんでした。

 

弾き始めるとどうにも2弦だけ変なビビリが発生します。

フレットのクラウン形状かと思って慎重に整形をしたり、色々と試しましたが直りません。

他の可能性を考えて・・・・・・ひらめきました。

サドルでは?

はい、正解でした。

サドルが逆の並びになっていたので、弦溝幅が合っていませんでした。

逆向きに付いていたので6弦の溝幅に1弦を載せる形になっていました。

これを正規に並びに直したのが上の画像です。

折角なのでサドルの裏に溜まった誇りを綺麗に掃除しました。

Byrdlandはショートスケールなのでブリッジ位置での弦間が狭いです。

故に溝切が中央寄りになっています。

 

この不具合は溝の幅が弦にが合わなくてサドルでビビリを発生したのです。

これで問題が解決されてどの弦でも綺麗に発生するようになりました。

それにしてもこのナイロンサドルは寿命が長そうです。

この材質だと直ぐに減りそうな気がするのですが、そうでも無いようです。

でも、念の為にスペアを用意しました。

 

サドル溝の不一致でのバズは初めての経験で良い勉強になりました。

 

宜しくお願いします。

 

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間が空きましたがByrdlandの続きです。

こちらも当然ですが、とても気に入っています。

 

運良く、L-5と同様でとても状態の良い個体を手に入れる事が出来ました。

こちらもニアミント言って良い素晴らしいコンディションです。

 

その一端です。

ステッカーナンバードPAFです。

 

パテントナンバーが入ったデカールが残っています。

こちらはもっと綺麗に残っています。

と言うか、オリジナルのカバーはそれなりに汚いのに裏側が余りにも綺麗です。

とは言えハンダはどう見てもバージンです。

裏側とは言え、余りにも綺麗なので嫌な感じがします。

まさか、交換されたノンオリジナルPUか?

手持ちのエンジン内部観察用のファイバースコープでポットと周辺の配線を確認します。

ファイバースコープ画像は撮影出来ないので無いですが、ポットデートが合致して更にハンダもオリジナルで弄られた形跡が無いです。

ポット周辺もとても綺麗です。

ポットデイトで製造年の確認が出来ますが、更に決め手がこれです。

PUの脚に付く独特の整形痕です。

最初のPAFから60年代位までは全てこの傷跡の様な物が有ります。

知る限り、一社のレプリカはこの痕を付けていますが、ちょっと再現度が低いです。

と言う事で、このPUはオリジナルで確定です。

このナンバードPAFの音質は大好きです。

レプリカ(クローン)が出ている事からもそれなりの人気が伺えます。

 

オリジナルPAFはとんでもない価格になっていますが、ナンバードPAFも上昇中です。

と言う事で、これが交換されているとちょっと残念なギターになります。

購入時に販売店で各部を分解させて確認する猛者もいる様ですが、私はそんなに図太く無いです。

そもそもそんな事をする位なら古いギターは買いません。

販売店と自身の直感を信用して速攻で購入を決めました。

何時もの通り、5分以内で決めました。

迷う位ならギター何か買わない方が良いです。

道楽です。

遊びです。

もっと気楽にやりたいと思っています。

勿論、ローンとかそんな無理をする位なら買いません。

 

宜しくお願いします。

 

 

 

何時もご覧頂きありがとうございます。

 

一気に3本買ったアーチトップギターですが、一番新しい物でも23年経過しています。

他は68と69年なので50年以上経過しています。

それでも、トラスロッドは調整が必要です。

私は低い弦高を好むので略真っ直ぐが好きです。

少しでも順反りして来ると直ぐに調整します。

とても微小な調整ですが、それでも弾きご心地は大いに向上します。

 

愛用の工具です。

L-5 CESNとByrdlandはGibson用の5/16インチサイズのパイプレンチを使用します。

 

このT型レンチも使い易いです。

 

Buscarinoはこの1/8インチのアレンレンチを使用します。

Fenderの70年代以降のブレットナットもこのサイズです。

サウンドハウスで買えますが、アマゾンが一番安いと思います。

 

Gibsonは普通のシングルアクションですが、Buscarinoはダブルアクションなので非常に効きが良いです。

ホンの少し回すだけで反応します。

 

ネットの個人売買で「購入以来一度も触っていません」と謳っているのを見掛けます。

何だか自慢の様に書いていますが勘違いも甚だしいです。

私はこれを見るたびに”どれだけ無頓着且つ無神経なの?”と疑問に思います。

逆にそんなオーナーのギターは怖いです。

新品時からネックの動かないギターは存在しません。

 

トラスロッド調整が怖いと言う人が居ますが、全くそんな事は無いです。

まさか何周も回す事は無いと思うので、これでネックが破損する事は略皆無です。

臆する事無く自身で調整して、適切な状態で演奏を楽しんで貰いたいです。

反り具合も一般的な物では無く、慣れて来ると自分の好きな具合が分かるようになります。

そうなると少しでも反ったネックは許せなくなります。

 

そこで私のネック調整方をお伝えします。

試行錯誤の末に辿り着いた方法なので、私的には最善です。

最終フレットと1フレットを押弦して、その際の弦中央の8フレット近辺の弦とフレットの隙間を見ます。

この隙間でネックの反り具合を判断します。

勿論、この手法も使います。

これを確認した後で私の手法です。

 

先ずはボディーに接続している指板、15~17フレット位から上です。

この位置は製造後に反る事は無いので、基準になります。

そのハイポジションでビビらない程度まで弦高を下げます。

次にそれ以下の各ポジションで鳴りの確認をします。

低くなる程ビビれば逆ぞりで、鳴りが良くなれば順反りです。

逆ぞりならばトラスロッド調整ナットを緩め(反時計方向)に回し、順反りなら締めます。

何処か特定のフレットでビビリが出ればそこが低い事になります。

隣のフレットだけかその隣、またその隣と鳴りを確認すれば何処が低いのか確認が出来ます。

そこで私は砥石を使ってフレットのレベルを出します。

この作業は簡単では無いし、失敗すると高く付くので此処で諦めましょう。

ネックが複雑に反ってたり、捻じれている可能性も有ります。

少なくとも私の所有するギターではそう言う事象を経験していませんが、一部の安ギターでは少なからず有ると聞きます。

でも、そう言う安ギターはそこで諦めてより良いギターを購入しましょう。

プロにリペア代を支払うと本体の価格と見合わなくなります。

高い弦高が好みなら何の問題も有りません。

そのまま使用しましょう。

 

全体的にどの位置でもビビる位置でトラスロッドの調整は終わります。

後は好みの弦高と鳴りの妥協点をブリッジで上げ下げして調整すれば終わりです。

とても弾き易いギターになる筈です。

 

トラスロッド調整は極めて簡単だし、演者がすべき調整です。

故に多くのギターには調整用のレンチが標準装備されています。

ぐるぐると無節操に回す事さえ無ければ事故は無いです。

誰でも簡単に調整出来ます。

業者は素人を脅して飯のタネにしようとしています。

こんなものは弦交換やオクターブ調整と同じ位簡単です。

誰でも自分でやるべき調整作業です。

トラスロッドカバーを外すスクリュードライバーとレンチが有れば可能です。

私はこの作業を5分と掛からずやります。

トラスロッドカバーが外れて居れば1分も掛かりません。

慣れればチューニングよりちょっと手間が掛かる程度で終わります。

 

正しく調整されたギターで楽しく弾いて下さい。

 

宜しくお願いします。

 

 

何時もご覧頂きありがとうございます。

 

オーダーメードのThe Virtuosoの材選定をしています。

トップ材は最上級のヨーロピアンスプルースかアメリカ産のシトカスプルースから選べます。

アーチトップギターはチェロの製作様式を継ぐので本来ならチェロ用の材としてヨーロピアンを選ぶのが王道の様です。

でも、超希少材であるBear Clow sitka spruceも選べます。

勿論、追加料金が発生しますがとても魅力的です。

 

で、3枚の材が提示されました。

Bear Clowは読んで字如くクマが引っ掻いたような杢を言います。

勿論、本当の熊の爪痕では有りません。

滅多に出る杢では無く、Martinの最上級モデルでもオプション扱いの超高級材でスタイル45でも採用されません。

極たまに作られるD-50やD-100に使われる材です。

昔は45クラスには使われた事が有ります。

 

不規則な杢がとても美しいです。

 

これは製作者のJohnさんのお勧め材です。

 

年輪がとても密なので私はこれが良いんじゃないかと思います。

 

どれもが素晴らしくて、こんなに凄いBear Clowを実際に見た事が有りません。

部分的に少し出ているのが精々で、こんなに全面に派手に出ているのは写真でしか見た事が無いです。

こんなに凄い材がいくらの追加になるのか分かりません。

金額はこの際どうでも良いんですが、実はヨーロピアンスプルースの王道も捨て難いです。

とは言え、追加料金が発生すると言う事はBear Clowの方が偉い材に違いないです。

折角なら高い方が良いと思う小市民的な発想になります。

 

Toneはどれが良いの?と聞くと年輪の幅が広い方が温かい音になる傾向との事。

これでは♯2がそれに当たるとの事です。

でも、どれを使っても最良の音がする様に削るので問題無いので、好きな杢を選んで良いとの事。

流石に一流の業は材によって調整して自分の音を作る様です。

 

その他バインディングやらインレイやらと選ぶ必要が有ります。

あれやこれとやっていると果たして総額がいくらになるのか不明ですが、そこも楽しみになって来るから不思議です。

オーダーメードは妙なワクワク感があります。

 

宜しくお願いします。

何時もご覧頂きありがとうございます。

 

アーチトップギターは人気が無いので国内で良い部品を調達するのは困難です。

そこで海外から調達する事になりますが、クリスマスの繁忙期に当たり非常に遅延しています。

現在4件の荷がUSPSで遅れれていますが全然届きません。

部品の内容はPGが3件とJohn Buscarinoさんからのトーンポットとスペアブリッジです。

 

一番遅れているのは11月24日にフロリダを出たByrdland用のPGです。

未だに米国内に有ります。


 

部品等の販売業者の殆どはFedEx等の民間では無く、USPSと言う米国の郵便事業で発送します。

運賃は少し安いのですが、公務員体質が顕著で兎に角時間が掛かるのと、対応も悪いです。

部品は金額的に運賃とのバランスが難しい時が有りますが、選べるなら民間を指定したいです。

 

ebayは最近、自社の運送システムを発足しました。

これは時にはUSPSより遅いです。

一応追跡は出来ますが、それがかなり大雑把です。

ebayで買い物をする際は運送方法の確認をしてから取引きした方が良いかも知れません。

今の処、全て届いていますが不安になる事も有ります。

 

幸い、それらの全てが趣味の物なので遅延しても問題になる事は有りません。

とは言え、イライラするのは間違いないです。

特にJohn Buscarinoさんから送って貰った部品は待ち遠しいです。

 

殆どの人には関係ない話題でした。

宜しくお願いします。

 

何時もご覧頂きありがとうございます。

 

Jazzなんか弾けもしないのに突然欲しくなって一気に3本買ったアーチトップギター用にピックを買いました。

アーチトップ師匠からJazz用の小さいピックで優しく弾いた方が良い音がするよ、と勧められたので良さげなのを適当に買いました。

未体験ゾーンなので検体は多い方が良いと思い、サウンドハウスで”Jazz pick"と言う括りで出て来た中から選びました。

 

ご存じ鼈甲ピックです。

同じ形状で滑り止めの有る無しです。

高校生の頃は鼈甲一択でした。

で、今でもやっぱり鼈甲は最高です。

 

面白いのはこの形状です。

意外と弾き易いんです。

そして何とも太くて甘い良いトーンが出ます。

 

これらはJazz用かな?と思う形状です。

見たまんまでそれ程の差異は感じません。

普通に良いピックです。

 

Jazz用と言う事では無いですが、多分現在市販されているピックでは最高額の物です。

[新品]Blue Chip Picks / TD45 - Vintage-Style by MG Co., Ltd. - ヴィンテージ・スタイル (mg-vintage-style.com)

何と一枚約7,000円もします。

一番高いピックってどんなだろう?と興味本位で数枚買っておいた物です。

確かに凄く良いピックで、音もナチュラルで素晴らしいです。

でも、この金額を出す程の物では無いです。

紛失の危険性が高いピックです。

ちょっと勿体ない気が居ます。

 

どんなギターでもピックの材質・形状で音質は大きく変わります。

今回の3本のアーチトップギターはソリッドよりその変化は大きいです。

特にBuscarino The Monarchは特に大きくて、もうレスポールで使っていたピックは使わなくなりました。

 

ピックも弦も未体験ゾーンなのでとても楽しい発見をする日々です。

 

宜しくお願いします。

何時もご覧頂きありがとうございます。

 

既にデポジットを送金して順番の列に入ったオーダーメードギターの件です。

製作者のJohn Buscarinoさんから材のサンプル画像が来ました。

 

キルテッドメイプルです。

不揃いのキルトが素敵です!

 

カーリーメイプルです。

これはちょっと、普通過ぎて面白みに欠けます。

 

サペリです。

これは始めから選ぶ気が有りません。

杢は綺麗ですが、どちらかと言えばマホガニー系の材なので選びません。

 

これは素晴らしいキルトです。

こんな感じが良いと思います。

 

既にThe Monarchがカーリーメイプルなので、今回はキルテッドメイプルで行こうと思います。

こちらの方が甘くメローな音質と言うので、それも魅力です。

 

材はどれもが20~30年も寝かせた物だそうです。

50年代迄のGibsonやMartinは同じ様な材を使っていました。

今ではもう極一部でのみ使用される希少高級材です。

それらは高級アーチトップギターにのみ使われるチェロ用の材です。

その中でも更に最高級のMaster grade材です。

最高の材を使用するのでナチュラル仕上げで行きます。

 

指板インレイのサンプルです。

ブロックインレイはMonarchと同じなのでパスです。

下段のインレイはVirtuoso専用のインレイでとても魅力的です。

でも、今回はこのVineで決まりです。

数多くのギターを持っていますが、この手のインレイは持ってないので是非とも機会が有れば欲しいと思っていました。

 

まだまだ始まったばかりなので、他の材も見せて貰います。

こんなのも有るよ、こんな事も出来るよ、と提案される度に迷います。

初めてのオーダーメードを楽しんでいます。

 

宜しくお願いします。