58 Explorerが出荷されました。

 

調整待ちなので明日の発送の筈でしたが、順番を繰り上げて調整をしてくれました。

Wildwood GuitarsはFedExのハブ空港が有るルイビルなので今日の夕方には成田に向けて飛行機に載ります。

アメリカは広大なので国内移動に時間が掛かります。

民間の運巣業者は早く移動されますが、USPS(米国郵便)だと驚く程時間が掛かります。

かつては価格差が大きく、USPSを使うメリットが有りましたがCOVID19以降はその差が少しになりました。

故に、民間業者に委託する方が全然良いです。

USPSは郵便なので日本国内はJPになります。

JPは未だに親方日の丸気質が抜けないので通関、国内配送が迅速にいかない事が屡々です。

特にギターはブラジリアンローズウッド嫌疑を掛けられると大変です。

過去にそれで大変な経験をしました。

 

CITES品目に該当するかは基本的には自己申告です。

故に、通関時に運送業者の通関士の判断が重要です。

税関では無く、通関士が勝手に嫌疑を掛けて止める事が有ります。

私は過去の経験から民間業者でも事前にCITES品目では無い事を伝えます。

今回の例だと「リンバウッドと“インディアンローズウッド”」と伝え、ブラジリアンローズウッドは使用していないと伝えます。

コリーナは正式名称では無いのでリンバウッドと伝えるのが正解です。

この一手間を掛けるだけでスムースに通関されます。

 

ギター関連は本体以外のパーツ類でも品目に「ギターパーツ」と書かれていると引っ掛かる事が有ります。

金属やプラスティックの物でも同様です。

通関士が自信を持って申告をするか否かで最悪は開梱検査になります。

開梱されるとその旨のステッカーが貼られて来るので直ぐに分かります。

大切なギターを門外漢に弄られるのは不本意なので、荷受人としては出来る事はやった方が良いです。

勿論、今回もFedExにその旨を伝えます。

 

と言う事で、予定よりも1日早く届く事になりそうで嬉しいです。

とは言え、右手首が痛いので満足に弾く事が出来ません。

 

宜しくお願いします。

 

国内外の多数のショップからギターを購入しました。

どの店も一様に「当店はセットアップに自信が有ります。お好みの仕様に設定します」と謳っています。

でも、これがイマイチな店が殆どです。

国内ではK澤さんが一番良いです。

中古ショップは有名大手もダメです。

それでも海外のショップは新品・中古共に全然上手です。

メールで好みを指定するだけなのに、かなり追い込んだ良い感じの仕上がりです。

Wildwood Guitarsが一番上手いですが、英国のSound Affects(2本購入)も上手いです。

 

そんなWildwood Guitarsがエクスプローラーの調整を今日やってくれます。

弦はGibson Vintage Reissueがお勧めとの事なので10-46でお願いしました。

弦高を可能な限り低く設定する為に、ネックは当然の事、ナットの切り込みも最善値にして貰います。

必要に応じてフレットも調整してくれます。

国内のリペアマンの仕事で満足した事は殆ど有りませんが、此処の職人は良い仕事をしてくれます。

HPでWildwood Guitarsで買う事の意味を主張しているだけの事が有ります。

 

と言う事で、調整が終わったら梱包部門で過剰な梱包をして出荷になります。

Wildwood Guitarsは梱包出荷専門の部が有ります。

段ボール箱は2重で、緩衝材はこれでもか!と言う程詰まって来ます。

開梱もそうですが、その後のゴミ処理が大変です。

 

そして何時ものTシャツは色違いのバージョンをくれるそうなので、それも楽しみです。

その他のお土産も追加してくれるとの事なのでお得意さんモードに入って来ました。

 

到着が楽しみです。

 

宜しくお願いします。

決済が完了したので、後は発送~到着を待つのみです。

Wildwood GuitarsはFedExでの発送です。

発送は日本時間の土曜日・26日になります。

FedExは発送にグレードが有り、上から2番目のグレードで発送されます。

ショップが有るロッキー山脈の麓からハブ空港まで近いので最短で中2日で到着します。

と言う事は到着は順調なら翌火曜日の29日でしょうか。

で、現物を見る迄はショップ撮影の写真を見て楽しみに待ちます。

こんな妙なデザインが今から60年以上も前に作られたとは驚きです。

何処をどうするとこんなに変なデザインが浮かぶのでしょうか?

いくら何でもアリのソリッドボディーとは言え、良識の有る大人が揃って、こんな物を考え出したとはどう言う事でしょうか?

売れる訳が有りません。

手造りの木製品だから良い様な物ですが、大量生産品なら倒産しています。

レスポールやES-335の様な傑作を作ったテッド・マッカーティーさんはどうかしていたのでしょうか?

何か悪い物でも食べて具合が悪かったのでしょうか?

 

その希少性から今では最も高価なヴィンテージギターと言われ、バーストの数倍だそうです。

と言う事は、1億円以上と言う事です。

でも、ギブソン的には何の足しにもならないのが残念では有ります。

 

エクスプローラーとは当時開発中の衛星打ち上げロケットの名前だそうです。

そしてこのデザインはテールフィン時代と言われたアメリカ車のデザインをモチーフにされたそうです。

もろにロケットを模したフライングVよりは少し理性のあるデザインですが、そちらの方が売れたのが不思議です。

当時のアメリカ人の精神状態を疑います。

 

オリジナルの1958製は1ピースボディーですが、こちらは残念ながらセンター貼り合わせの2ピースです。

因みに21年に18本限定で発売されたコレクターズエディションは1ピースボディー+ブラジリアンボードです。

そしてマーフィーラボのAged仕上げです。

ブラジリアンボードなので日本には来ませんでしたが、価格は3万ドルのビックリ価格でした。

この個体の向かって右側の材は薄っすらと杢が出ています。

これが1ピースだったら凄い材なのですが、そこは安いシリーズなので仕方が有りません。

ネックもほんの少し杢が出ているように見えます。

杢フェチの私には嬉しいです。

 

この角度で見ると表も薄っすらと杢が確認出来ます。

左右どちらも柾目なのですが、杢が出ているコリーナが有る事が分かります。

しつこい様ですが、1ピースなら超カッコ良いでしょう。

 

バナナヘッドと呼ばれる(そのまんまです)形状は好きです。

弦の並び具合と言い、個人的には秀逸なデザインだと思います。

初期の数本はVヘッドで、リック・デリンジャーの個体で有名です。

確か今はリック・ニールセンが所有しています。

彼はオリジナルエクスプローラーを3本持っています。

58年に18本、59年に3本で21本(22本説もアリ)しか生産されていない(売れていない)のにです。

そして写真で見る限りは良い色味の指板です。

目の詰まりも良好との事です。

ブラジリアンに近いルックスだと嬉しいです。

 

ヘッドはこの長さ(幅)なので貼り足されています。

オリジナルも同様です。

デザイン有りきとは言え、余計な手間が掛かっています。

とは言え、レスポールも両端を耳張りしているので似た様な物です。

因みにエピフォンは安物なのでヘッド部でスカーフジョイントの様です。

写真での確認なので違うかも知れません。

 

オリジナルと同様のレプリカケースに入っています。

何だかとてもデカそうで、送料がレスポールよりも高いのも納得です。

COVID19以降の送料値上がりは凄い事になっています。

Wildwood Guitarsはヴォリュームディスカウントを受ける上得意なので$350ですが、個人だと倍位の価格になります。

あんなに大きな物を迅速かつ安全にアメリカから運んで貰うのですから寧ろ安いと思わないとイケマセン。

前回のR4で事故を経験しているのでちょっとだけ心配です。

でも、Wildwood Guitarsは非常に厳重な梱包なので大丈夫でしょう。

その代わり、開梱後の片付けが大変です。

 

と言う事で、弾いた事すらないエクスプローラーを買いました。

果たして気に入るのでしょうか?

 

宜しくお願いします。

 

 

 

 

6月から仕事が非常に立て込んでいます。

仕事が嫌いなのでセーブしているのですが、どうしても断れない状況になり困っています。

おまけに過剰な作業で右手首を痛めて治療しながら仕事をしています。

 

そんな訳でギターを手にする事もままならない今日この頃です。

それでもギターの物色は欠かしません。

魔が刺してWildwoodのCustom Shop Storatoを買おうかな?

それもともクラプトンのBeanoを買おうかな?とかうろうろとやっています。

基本的には国内からは余り買う気が無いのでWildwood Guitarsを中心に見ています。

一度R4が在庫されましたがVOSだったし、重かったので止めました。

仕事に追われて楽しみが無い日々を過ごすのは嫌いなので何でも良いので買いたくなりました。

そこでこれを買う事にしました。

はい、なんとエクスプローラーです。

21年に復活したCustom Shopの58 コリーナリイシューです。

実は前からこのコリーナモデルは欲しかったのですが、買わずにいました。

レスポールはもう何を持っているか分からなくなる位持っていますし、目先の変わったのも良いかな?と言う感じです。

これはWildwood Specでは無く、普通のCustom Shopのモデルです。

 

一応国内のも物件も調べましたが、新品の売り物はこの一件のみです。

ASKとなっているので聞いて見ました。

1,694,000円との事です。

こちらは3.84kgです。

 

後は新品同様の中古がいくつかあります。

白ピックガードが欲しいので選択肢が少ないです。

 

新品なのと、軽量個体(多分)なのでWildwood Guitarsから買う事に決めました。

(私が買う個体)

エクスプローラがどれ位から軽いと言うのかも分かりませんが、こちらは8.2lbs≒3.685㎏です。

国内で見た最軽量は3.6kgでした。

でも、そこは絶対に買いたくないお茶の水の某ショップなので敬遠です。

時差の関係で今朝買う事に決めて時間切れで、今夜決済になります。

送料はレスポールより梱包風袋が大きいので$350との事です。

この他に通関時の消費税が掛かりますが、国内調達よりは安く買えると思います。

 

決済から到着までが一番楽しい時間です。

これからの1週間位が楽しみです。

 

宜しくお願いします。

 

 

 

ヴィンテージパーツは偽物が多いと先に書きました。

you-tube動画では長らく本物と思われていたバースト本体も鑑定の結果偽物と判明したものを見る事が出来ます。

 

そこで安心なレプリカをちょっと紹介します。

特に有名なサプライヤーがこのCrazy Partsです。

Area59' Parts for Gibson (crazyparts.de)

ここの製品は一通り買いましたのでお話します。

 

先ずはこのTRCです。

過去には他にも出ていましたが、現在では他に1社有るだけだと思います。

特徴的な表面のロール模様が再現されています。

本物はもう少し薄く出ています。

でも、80点位の出来なので雰囲気は味わえます。

 

ここの製品で一番好きなのはこのブリッジセットです。

テールピースのなだらかな感じも近いです。

サドルのスダレ模様も再現されていますし、最もオリジナルに近いレプリカです。

箱まで再現する拘りが笑えます。

トップハットノブですが、15年のTH以降のヒスコレ系をお持ちなら敢えて買う必要は無いです。

殆ど同じ水準の再現度です。

でも、14年迄のヒスコレなら絶対に交換したい部品です。

PGです。

こちらは19年の60thで本家のヒスコレも同水準になりました。

それ以前のモデルならこちらに交換する意味が有ります。

PUリングはこの白っぽく変色した物も用意されています。

お好みでこちらを選ぶ理由は有ると思います。

こちらの色味だと19年以降のモデルなら交換の必要は有りません。

 

本家のレスポールは15年のTHと19年の前期、そして後期と少しずつ改良されています。

故に、19年の後期以降のレスポールならブリッジセットの交換で良いと思います。

TRCは価格の割には少し不満が有ります。

もう1社の方が良い出来ですが、供給が不安定です。

 

その他にもペグとかも交換したいですが、進んで買うべき物は有りません。

国内のマニアさんが個人的に製作した物をヤフオクで販売されている金属パーツが有ります。

ペクブッシュやスイッチナット、ブリッジエレベーションナット等です。

これらもかなり秀逸で一通り買いました。

 

レスポールはパーツの交換で雰囲気が変わります。

良いレプリカパーツを搭載すると一層カッコ良くなるので楽しいです。

疑いのあるパーツを買うよりも、レプリカと分かっている部品を買って楽しむ方が健全だと思います。

 

宜しくお願いします。

オリジナルレスポール等のパーツは独特の美しさが有ります。

本物は買いませんでしたが、出来の良いレプリカパーツは結構な数を集めました。

勿論、当たりも外れも有りました。

でも、殆どは良い感じの物でした。

 

レプリカパーツの中で一番難易度が高いのがトラスロッドカバーです。

表面にロールを掛けた様な模様が特徴です。

形状だけならかなり近い物が有りますが、この再現は過去にも数例しか有りません。

私の53コンバージョンにはオリジナルが付いていますので比較が出来ます。

 

で、レプリカなら問題無いのですが、オリジナルと称する物をヤフオクで見掛けます。

知らずに売っているのか、確信犯なのかは分かりません。

今現在も数件が売りに出ています。

中でも確実に本物と思うのは1例だけで、他にもう一件は本物かも知れません。

その他は58とか59とか謳っていますが間違い無くオリジナルでは有りません。

レプリカかなのか、後年のギブソン純正かは不明ですが、本物では有りません。

 

どうでも良い事では有りますが、間違っても偽物に手を出さないで下さい。

 

宜しくお願いします。

今回も残念な結果に終わったR4購入劇です。

縁が無いのかな?と凹んでいましたがもう1度だけ挑戦する事にしました。

Wildwood Specが第一候補なので、何時頃の入荷なのか質問しましたが全く不明との事です。

日本のディーラーからも聞いていますが、入荷の時期を知る事は難しいようです。

 

Wildwood Specはゴールドトップに関しては特に優位性は無いとの事です。

特にP90に関しては通常の物が搭載されます。

故に普通のマーフィーラボを買うしか無いです。

 

Wildwood SpecのMurphy Paintedは材が違うので買う理由が十分に有ります。

でも、それが無いR4なら日本国内に入って来る個体でも同じです。

問題は軽い物を探せば良い個体に出会える筈です。

 

生産数(不人気)の少ないモデルですが、焦らずに良い物を探します。

勿論、Heavy Aged仕様が希望です。

 

宜しくお願いします。

 

 

 

R4の破損を考えています。

これは本当に運送時の事故でしょうか?

 

疑うのは梱包状態です。

エアーキャプ(所謂プチプチ)でGibson箱を包んでいます。

この状態では何ら違和感は有りません。

そして外箱も何かが当たった形跡は認められませんでした。

損傷個所のハードケースの内外にもその痕跡は有りません。

それなのにこの損傷です。

 

ブリッジ側のヴォリュームポット(ノブ)に強い力が加わって割れた様に見えます。

 

ノブには傷の様な物は見えません。

硬くて鋭い物が当たったとは思えません。

それでも深く沈み込む様に割れています。

 

どう見てもこの狭い範囲に力がくわったとしか思えません。

ハードケース、外箱、エアーキャップに保護された状況でここに強い力が加わるでしょうか?

外部からの力が加わったらブリッジが受け止め無いでしょうか?

とすると・・・・・・・梱包時にケースに納まる前に何らかの事故が起きたと考えるのが自然です。

うつ伏せに倒したか、何か作業机の角にぶつけたか・・・・・その他かです。

普通に扱って発生する損傷ではないです。

 

今回の担当者はとても親切な方で調整後の音出し確認の様子を動画で送ってくれました。

その状態では勿論何もありません。

その後に起こった事故である事は間違い無いです。

 

現在、運送会社と補償の交渉をしているそうです。

私的には既にクレジットカードの支払いキャンセルが完了しているので被害は有りません。

懸念しているのはこの様な高額商品に事故が有ると運送会社が取り扱いを控える恐れが有ります。

通販のお陰で世界中から良いギターを探す事が出来、それを享受している身としては心配です。

ネットではネック折れ等の事故例を見掛けます。

通販では多数の行程を経て手元に届くので、何時何処で誰がは特定出来ません。

過去にハードケースにひび割れが起きた事は有りますが、本体の損傷は初めてでした。

今回の件で通販を諦めると選択肢は非常に狭くなるので購入する機会が激減します。

経済的には何本でも買えますが、精神的に買い控えが起きそうで憂鬱です。

 

そんな複雑な心境です。

 

宜しくお願いします。

 

数多くの通販で初めての事故が発生しました。

丁寧な調整を受けて納品になったR4ですが、何と破損していました。

前回の投稿でお気付きになりましたか?

〇で囲んだ個所が損傷部位です。

 

何とトップが割れています!

ブリッジPUのポットの個所がバックリです。

20本以上のギターを国内・外から通販で買っています。

そこで心配されるのはネック折れです。

可能な限り流通経路を減らすのと、配送事故を確認する為に配送センターで受け取ります。

そして、その場で開梱して損傷の確認をします。

勿論、今回も同じです。

ネックに損傷が無いのを確認して持ち帰りました。

早速、チューニングを合わせようと抱えて見ると・・・・・・・妙に派手なAged加工個所があります・・・・????!!!!

ワァ~オ!!!!何と割れています。

こんな事が有るんでしょうか!?

聞いた事が有りません。

早速楽器屋さんに画像を送って電話をします。

勿論、楽器屋さんも驚愕です。

こんな事例は経験が無いとの事です。

意図的に割ろうとしても大変です。

ケースにはそれらしい痕跡が有りません。

本当に何が起きたのか理解出来ません。

 

楽器屋さんのリクエストでギターを返送しました。

現物確認の結果、勿論修理云々の次元では無いとの事。

そして代替品が用意出来る性質の物では無いとの事。

以上の事からキャンセル扱いになりました。

 

前回のR4に次ぎ、今回も縁が有りませんでした。

私にはR4は縁が無いのでしょうか?

激軽量個体を確認する良い機会でも有ったので残念です。

修理される事は無いでしょうから、廃棄処分になるのでしょうか?

私が通販をせず、他の誰かが店頭買いをしていればとも思います。

事故とは言え、こんな状態になったギターが可哀想です。

こんな私でも心が痛みます。

 

果てして、これに懲りずに再度チャレンジするべきでしょうか?

実害は有りませんでしたが結構凹んでいます。

 

宜しくお願いします。

 

 

昨日、到着しました。

2本目のR4で、今度はHeavy Agedです。

先のLight Agedよりもウェザーチェックが全然カッコ良いです。

3.5キロと激軽で、持った瞬間に“オォ~!”と感じます。

と、喜ぶのも束の間・・・・・・・とんでもない事になっていました。

 

詳細は追ってお知らせします。

 

宜しくお願いします。