1953年に金色のトップでデビューしたレスポールです。
本当ならサンバーストでデビューする筈でした。
レスポールさんがどうしても金色が良いと言う事を聞かないので金色になりました。
ブリッジも自分が開発した出来損ないのブランコテールピースになりました。
このテールピースは本当に最悪です。
ビブラートを掛けるだけでブリッジが動きます。
激しいチョーキングをしたら一緒に擦り上がって元の位置に戻らずにチューニングが狂います。
当時の奏法はそんな事をしなかった様ですが、何かの冗談かと思うようなブリッジです。
全く使い物になりません。
ギブソンの歴史で最悪のブリッジです。
と言う事でギブソン的には不本意な形で発売されたレスポールは1958年になって完成形に至ります。
実はゴールドトップはあまり好きでは無いです。
サンバーストと比較してこちらの方がカッコ良いとは1ミリも思いません。
では何故買うのか?と言うと、それはレスポールが大好きだからです。
これもレスポールなので有った方が良いよな、程度の理由です。
仮に少ししかレスポールを持っていなければこれを買う事は有りません。
積極的に選ぶ理由は有りません。
1本だけレスポールを買うとしたら絶対に選びません。
誤解を恐れずに言えばゴールドトップはサンバーストよりも実勢価格が安いので選ぶ人が殆どでは無いか?とさえ思っています。
それと音の個性は認めますが、P90は見た目がカッコ良いとは思えません。
特にSTDのクリームカバーはそう感じます。
と言う事でR6は欲しく無いです。
では好きでもないゴールドトップはR7を持っているのに何故R4を買うのか?です。
それはバーブリッジテールピースが好きだからです。
オクターブチューニングは不完全ですが、音が違うからです。
TOMとはハッキリと音が違います。
これがR4を買う理由です。
安っぽさは有りますが、これはこれで独特の個性が有ります。
かと言って、Jrとかスペシャルの様に安価な下位モデルは好みません。
貧乏臭さ過ぎます。
前回は開放弦に謎のビビリが発生しました。
それの解決策としてMojoブリッジを買いました。

今回のR4は開放弦のビビリが無い事を祈っています。
その確認も調整時にしっかりと確認する様にリクエストしています。
ビビリが無くてもこちらのブリッジに交換します。
材質も形状もこちらの方が良いに違いないと思います。
そしてこのR4は見切りを付けた筈の普通のマーフィーラボです。
Wildwood Spec Murphyと比較すればガッカリするに違いないです。
期待値は小さいのですが、これが無いと自分の中でやり残しを感じるので良いのです。
そんなR4ですが、手元に来たら冷静且つ客観的に評価したいとそれなりに楽しみにしています。
宜しくお願いします。