細巻き寿司の謎 |    MASA Japanese Cooking School          ~外国人向け料理教室~

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 外国人が大好きな日本の食品を使って、手軽に作れる和食調理を教えます。

外国人向け料理教室を主催しているMASASHIです。


あなたは、細巻きと言われて思い浮かぶ具材は何ですか?

僕は、かんぴょうとキュウリです。

 

 

 

お寿司屋さんでも定番メニューになっていますね。

食べたことが無い人って、いないんじゃないでしょうか。


この、かんぴょうとキュウリの細巻きは、

よく見ると形が違うんです。

実は作り方に基本のルールというのがあるんですね。.

 


 

 

ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、

今日は、そのルールについてお話しいたします。


まず、かんぴょうですが、

トンネルのような形に巻いて

4等分に切ります。

置き方は横向きにします。


そしてキュウリは、

四角く巻いて

6等分に切ります。

置き方は縦向きです。


え?! 同じ細巻きなのに、どうして違うの?

と思いますよね。

では、その理由をお話しいたしましょう。

 

 


 

 

まず、かんぴょう巻きですが、

かんぴょうは煮汁を含んでいます。

縦向きに置くと、

煮汁が染み出してきて器が汚れてしまったり、

他のお寿司に染みてしまったりするんですね。

なので、横向きに置くのです。

横に置いたときの安定感と見栄えで、

トンネルのような形になりました。

 

 

 

 

それに対してキュウリは汁など出ませんし、

縦向きにしたほうが切断面が見えて

見栄えも良いのです。


そして切り方の違いについては、

かんぴょうが4等分、

キュウリが6等分ですが、

これは折り詰めにするときに、

ちょうど良い大きさなんですね。

キュウリを四角くするのは、

縦にしたときに隙間なく並べられるからです。


もちろん、これ以外の巻き方や切り方もありますが、

このような形で細巻きを出すお店は、

基本に忠実なお店だということは

間違いないですね。


ということで今日は、細巻きの謎と題して

細巻きの基本のルールについてお話いたしました。

 

 

 

こちらは家庭でも作れる和食料理を学びたい外国人(訪日・在日)向けレッスンです。

 

*レッスンの内容

お寿司をメインに、手軽に作れる美味しい和食をお教えいたします。

和食の基本、出汁の作り方なども覚えられます。

プロフェッショナルの調理技術や知識を学ぶことができます。

レッスンは日本語で行いますが、英語と日本語を併記したレシピを使います。

デモンストレーションを交えて丁寧に教えるので、初心者でも安心して調理できます。

楽しく調理ができるようなメニューです。


*こんな方に

食べるのが大好きな方

和食に興味があるけど、作り方が分からない方

和食を作ってご馳走したい方

いままで自国でも料理をしたことが無かった方でも大歓迎です

 

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