人生の午後は、私を生きる。



天職・開運アドバイザー 江守和代です



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この前の日曜に父が救急車で運ばれ、

コロナ陽性が判明し入院しました。






その後私も熱が出てきて

段々具合が悪くなりました。



母は元気そうにしていますが

から咳をしているので

一緒に病院に行きました。



そしたら二人ともコロナ陽性でした。








病院で検査をしているタイミングで

父が入院している病院から

電話がかかってきました。



「お父様が不穏な動きをされているので

迎えにきていただけませんか?」



やっぱりあのジジイ、やらかしたな。



そう思いながら、

「私も母もコロナに罹ってしまって

具合が悪いので何日か置いてもらえませんか?」



そうお願いしてみたら


「分かりました。

主治医と相談して折り返します」


と言って電話が切られました。







結局その日の夜は

病院に置いてもらえましたが、

翌日の午前中には迎えにきて欲しいと

言われてしまいました。



私、コロナ発症翌日なんですけど?



そんなことはお構いなしに

とにかく早く引き取って欲しいと

言われてしまいました。



鈍痛がする頭と身体を引きずって、

市役所に行って必要書類を受け取り、

翌日11時に父を病院に迎えに行きました。



駐車場で待って欲しいと言われ、

二人の看護師さんが車椅子で

父を車まで連れてきてくれました。



不穏な動きとは具体的に

どんな様子だったのか聞いてみると、



入院した2日目から

自分で点滴を抜いて

病院内をうろうろしたり



「首を吊って死んでやる!」

と首を吊るマネをしたそうな。



ウチでは日常茶飯事の得意技ですが、

初めての人はびっくりするでしょう。



コロナを病院内に

撒き散らかされても困るので、

そりゃ連れて帰れと言われて当然です。



当の本人は何事もなかったかのように

車の後部座席に乗り込み、



連れてきてくれた看護師さんが

「お大事に」というと

片手をあげて挨拶していました。



ホンマ、こいつナニ様!?



我が父親ながら、

恥ずかしいを通り越してあっぱれです。



どれだけ人様に迷惑をかけても

そんなことは気にもせず、

家に帰れる嬉しさでニコニコしています。



父に何か言う気にもなれず、

駐車場まで連れてきてくれた

看護師さん2人に平謝りして帰りました。








家に帰ったら帰ったで、

今度は母が能天気に散歩に

出かけようとします。



一度出かけると遠くに行ってしまって、

近所のおばあちゃんたちと

おしゃべりするのは必至です。



近所には90歳を超える

お年寄りが何人かいるので

その人たちに移しては大変です。



でも何度説明しても

自分がコロナに罹っているのを

忘れるのか理解できないのか

すぐに出かけてしまいます。



こちらは立ち上がるのが精一杯なのに

なんて不死身な人なんでしょう。



そんなこんなで、

コロナ陽性になっても

寝ていることも叶いませんでした。



そしたら発症3日目に

トイレから出たところ

目の前が真っ白になって

倒れてしまいました。



仕方なくその日は

夫が仕事を休んで

実家の両親にご飯を届けてくれました。



そして今日、

夫もコロナ陽性となり寝ています。








今まで東京に住んでいて

かなり用心して過ごしてきたので

夫も私もコロナに罹らずにきました。



それがこんな形で感染するとは。



介護をしていて一人が感染すると

家族全員に移ってしまうのは

避けられないことだと感じました。



そして今回思ったのは、

介護において家族でないとできないことが

いっぱいあるということ。



役所で証明書をもらったり

入院の手続きで何枚もサインしたり

これって介護サービスでは

賄えないものだと思いました。



だから私が病気になっている場合ではない。


コロナになっても寝てなんかいられない。



夫にも助けてもらったし

結局巻き込んでしまったけど、

私が倒れるわけにはいかない。



私の代わりができる人は

他にはいないんだから。







これって仕事をしていく上で

私が常々大事にしてきたことです。



「自分にしかできないことを仕事にする」



まさに今やっている両親の介護は

私にしかできないことです。



もちろん介護サービスも受けているし

これからもっと利用を増やそうと思います。



でも命の保証人にサインするのは、

私にしかできないことでした。



でも全然嬉しくもないし

やりがいを感じている訳でもない。



もはや義務感と責任感だけで

動いている感じです。





「自分にしかできない仕事」は

尊いものかもしれません。



でもそこに自らの

「好き」や「やりたい」がないと、



ただ義務感や責任感だけの

仕事になってしまうと感じました。







きっと私はこれからも、

義務感と責任感と愛情で

両親の介護は続けると思います。



でも私にしかできない両親の介護

という仕事以外にも



自分が好きでやりたいことも

続けていきたいんです。







今回のコロナ騒動を通して


「自分にしかできない仕事」というのは

「好き」や「やりたい」が

加わってこそ意味がある。


改めてそんなことを思いました。










嫌な仕事を辞めて

やりたいことを仕事にする


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