テレビ『そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?』で珍回答を連発する”おまめ・こまめ”の”こまめ”ことＮＭＢ４８の渋谷凪咲。
回答に、人生のバイブルとして見続けたテレビドラマ『ぬかるみの女』で培われた（？）大喜利力が光る。
一方『トリニクって何の肉!?』には元ＮＭＢ４８の”ななたん”こと山田菜々も、くっきーの娘役で出てくるが、何を聞いても「知らな～い」と答える姿は素のようで面白い。
アイドル時代はマジで何も知らない感じでしたからね。
妹も若干そんな感じだが、弟が正解を連発していたのには驚いた。
話は戻り、なぎちゃん（渋谷凪咲）の珍回答には毎回驚かされるが、逆の意味で一番衝撃を受けたのが『頬』という漢字を書けたことですね。
頬に砲丸を当てているので「頬丸投げ」と、答えの大喜利力が高かったのと相まって、そんな漢字を知っていたことが奇跡だった。
そんな”なぎちゃん”はファーストサマーウイカと同郷らしく、イブニングサマーユウカ（ＮＭＢ４８の加藤夕夏）と同じグループだが、「淀川運河の前に住んでいる」と意味不明なことを言っていました。
淀川は付け替えた部分もあるが、運河と呼ぶには厳しいか。
大阪市内にあった堀の部分は、船で物資を運んでいたので運河かもしれませんが。
そんな大阪の大和川も石川の合流地点で北に流れていたのを江戸時代に西に流れるように付け替えた。
洪水の被害が頻繁におこるので住民から嘆願があり、1659年の嘆願から幕府がようやく重い腰を上げて1704年に付け替え工事が始まったとのことだ。
延長約14km、幅約180mの新しい川を作る工事の完成に、当初は３年を見込んでいたが僅か８か月で完成させたらしい。
丘陵や台地を除く部分は川底を掘らずに堤防だけを作り、担当した各藩に競争させたために早く工事が終わったと言われている。
大和川の付替え工事によって、少しでも土地をなくした村は40ヵ村にのぼり、約270ヘクタールにおよび家や田畑がなくなったが、付替えから5年後には旧川地などに約1,060町歩（約1,050ヘクタール）の新田が開発され、幕府が費やした付替えの費用分が補てんされたとのことだ。
工事費用はかかったが、その後に莫大なリターンがあったということですね。
先人たちが大阪の繁栄を生み出してくれたのだ。
しかし、その一方で当時栄華を誇っていた堺の港が、大和川の付け替えにより流れ込んで来る土砂によって衰退してしまったらしい。
それにしても、今のように機械が無い時代に人力だけでよくやりましたよね。
工事も農民を無理やり連れてきてやらせたのではなく、人夫を雇っていたとのことだ。
そんな大阪での大規模工事の歴史は古く、古墳が多く作られ、今では「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産に登録されている。
仁徳天皇陵は昔はもっと海の近くあり海上から見え、今のように森ではなく石が光輝いていたらしいので、海外から来航した人々に日本の土木技術の高さを見せつける役割もあったとのことだ。
昔の人々から、現代人には無い凄いパワーを感じますね。