江越の事を書こうと思ったら、2軍降格で上本が上がってくるようですね。
江越は本塁打を連発し、それがピタッと止まった辺りからもうダメでした。
去年もそうだったが、旬が余りにも短すぎる。
なんせ「タイミングの取り方が下手」なのである。
体の反動で打とうとし、無駄な動きが多く、体の回転で打てていない。
トップが浅いので、ボール球にバットが止まらないし間が取れない。
球を呼び込むのではなく迎えに行くなど、散々な状態だったので2軍降格もやむなしだろう。
江越はもう少しシンプルな打法に変えた方が良いと思う。
野生児のパワーがあるのだから、「ノーステップ打法」にすればいい。
足を上げなければ打てないわけでは無く、メジャーリーガーはほとんど足を上げずに打つ。
ノーステップにすれば
1.頭がほとんど動かなくなるので選球眼が良くなる
2.トップをしっかり作らないと打てない
3.腰の回転で打つことになる
4.バットのヘッドも立てやすくなる
などが考えられる。
トスバッティングで速射砲のように打つ練習をすれば良いだろう。
ドージョーチャクリキでなく、ドージョーカケフでしっかり鍛えてもらえばいい。
安定したバッティングフォームを身に付けて帰って来い。
後は、投手陣全般に抜け球が多いのが気になる。
特に右投手のストレートがシュート回転する割合が多い。
球児も前回の横浜戦は結果は良かったが内容は悪かったと書いたように、やはり強打のチームには通用しなかった。
同じく以前に「ツーシームは封印すべし」と書いたように、昨日もツーシームを2ホーマーされた。
原口のリードもツーシームを多投させる傾向があったので、そこは改善点だろう。
阪神の右投手で精度の良いツーシームを投げられる選手はドリスくらいかな。
あとはほとんど勝負球としては使えない選手ばかりである。
カットやツーシームは低めに投げてると変化しやすく、それでバットの芯を外す球であり、高めに浮くと余り変化せず棒球になり芯に当てられると飛ぶ危険な球である。
ツーシームを投げるために開き気味になるので、フォーシームもシュート回転する球になるのだろう。
鉛直な回転軸でバックスピンの効いたフォーシームのストレートは、詰まらせることが出来る魔球でもある。
去年まで在籍していたオ・スンファンの石直球ですな。
藤浪・メッセ・球児は質の良いフォーシームを投げれば十分詰まらせることが出来るので、ツーシームは要らない。
新しいおもちゃで遊びたがる子供のようではあきません。
原口を含め捕手陣も、球の特性を理解したうえでリードしないとダメですな。
球児も藤浪も、シュート回転するのは踏み込む幅が広すぎるのかもしれない。
スタンスを少し狭め、足をしっかり踏み込んでから肘を上げて腕を振る。
兎に角ツーシームは封印し、使えない球よりも使える球を投げることだ。
石崎はカーブを習得せよ!
手首を横にしてボールを抜くだけで、ストライクを取る必要もないし、ホームベースにぶつける感じで投げればいい。
タイミングを外すボールが有れば、ストレートがもっと活きる球になる。