昨年グロムに取付けたクイックシフター
シフトアップ時にたまにパァン!ってなるのがかっこよいので、意図的にできるようにならないかと色々やってみた
参考記事
↓取付け編
↓設定編
シフトアップ時に音が鳴るのはアフターファイアって現象で、マフラー内の未燃焼ガスに引火することで発生しているらしい
一般に、
・燃調が濃すぎ/薄すぎ(未燃焼ガスが排気に流れる)
・点火時期がずれている(未燃焼ガスが排気に流れる)
・排気温度が高い(引火しやすい)
等の要因がある
グロムに付けてるクイックシフターは、燃料供給そのままで、点火だけを切るタイプなので、シフト時に未燃焼ガスが排気に流れてく
そこでいい感じに条件がそろった時に、マフラーで引火して音が鳴ってるぽい
あとは体感的に、登り坂で高回転の時にシフトアップすると鳴りやすい気がする
・登り坂→エンジン負荷高い→排気温度高い
・高回転→燃調濃いめにしてる&排気に流れるガスの量が多いから引火しやすい
ってことかな?
ってことで、要因の中で変えられそうなとこを色々変更してみる
やってみたのは下記
1.燃調を濃いめに
2.エキパイにバンテージ巻き(排気温度上昇)
3.スプロケをロング(最高速)寄りに(エンジン負荷増加)
結果として効果がありそうだったのが1と2
3はあんまり変わらなかった
クイックシフターのカットオフ時間も影響しそうだけど、ここはシフトフィール優先の設定にしたいので変更しない
まずは、1.燃調を濃いめに
無駄に濃すぎても良くないので、パワー空燃比12.5に近づくように設定してみる
吸気系変更してるので、i-mapの限界まで補正しても全開付近は12.5にはならなそう
できるだけモリモリにしてみた
全開加速しまくった時と普通に走った時の燃費の差がすごい
2.エキパイにバンテージ巻き
まずはエキパイ部分だけに巻いてみた
これでしばらく様子見してみると、サイレンサ接続部付近の焼き色が変わってきたので、排気温度は上がってるっぽい
ってことでサイレンサ手前までバンテージ追加してみた
これでサイレンサ手前までの排気温度が上がるはず
3.スプロケをロング寄りに
登り坂のシフトアップで多く鳴るので、登り坂のエンジン負荷を平地でも再現する方法は無いもんかと考えて、スプロケをロング寄りにしてみた
アクセル全開でもあんまり速度上がらない状態を再現するイメージ
Fr14T、Rr34Tだったので、Frを15T、16Tと変更してみた
結果的にはあんまり変わらなかったので14Tに戻した
ちょうどいい減速比がありそうな気がするけど、そんなに影響してなさそうなので、走っていて気持ちいい設定にしておいた
色々変更して試している内に、これはくるぞ・・・!みたいなタイミングが分かるようになってきた
その内の半分くらいで実際にアフターファイアが起きる感じ
峠道の登り走ってると結構な確率
動画はこちら
思い通りにまではいかなかったけど、
まあまあいい確率になったので満足