てつおの日常

てつおの日常

バイクのこと、たまに日常
※ここを参考にして失敗しても
 責任は負いませぬ

買ったものの取付がめんどくて放置してたブレーキホース

暑くならない内に交換する

ブレーキフルードを抜くので、ついでにキャリパとマスタのオーバーホールもする

 

ブレーキホースはステンメッシュの黒いやつ

 

ついでにリザーバタンク側のバンジョーボルトをエア抜きできるやつに交換

 

 

まずはフルードを抜く

とっても暑いのでブレーキ一式を車体から外して、部屋でオーバーホール作業

 

ピストンとシールの部番はこれ

ピストンが45107-GE2-006

シールセットが06451-GE2-405

それぞれ2つ必要

 

ピストン外すとシールはこんな感じ

思ったよりきれいな気がする

外してもそんなにカチコチになってることもなく

ちゃんと機能してそう

 

シール外すと溝はこんな感じ

シールこびりついているかと思ったけど結構きれい

 

外したピストンはこんな感じ

表に出ているとこは多少サビがあるけど結構きれい

 

新品ピストンはこちら

ぴかぴか

 

シールとピストンににうっすらラバーグリスを塗って組付け

 

スライドピンもきれいにしてグリスアップ

グリス詰め過ぎると全然スライドしなくなるので程々に

 

次にマスタ側

マスターのOHセットの部番は45530-471-831

 

中身はこんな感じ

 

スナップリングプライヤ持っている気でいたけど、軸用だったので使えず・・・

そっと元に戻した

マスタ側のOHはまた今度

 

 

ホースを仮組して車体に取付け

 

ホースの途中のクランプ部分は付属のゴムに変更

クランプステーとぴったりじゃないのでちょっと動く

 

一番上のクランプ部分は付属のタイラップで固定

 

純正はこんな感じで付いてた

 

ホースのねじれが無いことを確認して各部を本締め

リザーブタンク側のバンジョーはエア抜きできるやつに変更したので、トルク管理しようとするとディープのソケットが必要

ホースの説明書に載ってるトルクは純正より低かった

バンジョーの材質が違うからかな

ステンレスではあるけども

割れると困るので説明書通りのトルクで締め付け

 

フルードを入れてエア抜きして完了

手順はこの通り

 

 

 

走行距離は61,308km

 

 

試乗

さすがステンメッシュホース

タッチがカッチリ

純正は握ってくと特に奥のほうでグニューンとした感じがあるんだけど、ステンメッシュはギュッとしてる

スライドピンのメンテもしたからか、キレもよくて気持ちよい

キャリパのメンテすると分かりやすく良くなるから好き

グロムの走行距離が60,000kmを超えているので、そろそろかなーと思いRrのブレーキディスクを交換

せっかくRrホイールを外すので、ついでにスプロケとチェーンも交換

 

 

ブレーキディスクは武川製を選んでみた

程々なお値段で良い

 

さくっとディスクを外す

純正ディスクの使用限度は3.5mm

 

測定してみると3.60mmだったので、いい時期だったかもしれん

 

 

新しいディスクの厚みは4.05mm

 

ボルトは新品にする

部番は90105-KGH-900

Frと同じボルト

 

さくっと取付け

締め付けトルクは42Nm

 

 

続いて反対側、スプロケの交換

34Tから35Tに交換してみる

もうちょい加速寄りにしたいから微調整

こっちはナットそのまま使用

締め付けトルクは32Nm

 

 

続いてチェーン交換

今回はEKの420SRXの黒にしてみた

 

交換ついでにFrのスプロケ周りを清掃

さらについでにカウンターシャフトの具合を見てみる

シールチェーンにしてからスプラインの削れ具合は穏やかになった気がする

 

 

EKのチェーンはクリップ式でもプレート軽圧入式

前回は穴削って圧入必要なくしたけど、今回は圧入してみる

プライヤーできゅってやったら、反対側からピン出てきた・・・

とりあえずクリップ付けられたけど、さすがによろしくないかってことで新しい物に付け替える

ひとまず張り調整までして作業終了

 

 

ちゃんと圧入できるように、ずっと買うか悩んでたかし丸君を導入してみた

420チェーンには#40のオプションが必要なのでそれも買う

お高いところだけが難点

 

しかしうまくいかんなーと思ったら、圧入用のアタッチメントの溝が浅くて圧入しきれない

 

説明書を見ると、DIDのFJジョイント(軽圧入クリップジョイント)は裏返して使ってくださいって書いてあるので、クリップ式は逆側を使うのが良いらしい


 

 

いい感じに圧入できた

クリップ付けて完成

 

 

晴れている間にひとっ走り

この時期はそんなに暑過ぎず走りやすい

今更ながらGWの振り返り

 

コンチを3回目の車検に出していたのでGW前に引き取り

今回色々な部品を交換したので大分お金が掛かった

合計\167,340

でもちょー気持ちいいバイクになって帰ってきて大満足

 

今回交換したデカい物は前後のタイヤとチェーン

タイヤはMICHELINのROAD CLASSIC

純正のPIRELLI SPORTS DEMONより穏やかなプロファイルしている気がする

 

チェーンはEKのThreeD LUXE

最近発売になったやつらしい

コンチは馬力でいくと250cc並だけど、チェーンサイズが530なのでものすごーく長持ちしそう

 

 

あとは燃料タンクキャップが共振してビビり音が鳴ってたので交換してもらった

コンチは走行音がとっても好きなんだけど、2500rpm以降に鳴るビビり音が気になって、手で押さえながら走ったりしてた

 

交換してもらって音が鳴らなくなったので大満足!

走行動画はこちら

エンジンオイルも交換してもらったんだけど、圧縮増した?ってくらいドコドコ感が復活したので良い音になった

排気の圧もしっかり感じる

 

 

燃料タンクキャップがイグニッションと違う鍵になってしまったので、鍵を2つ持ち歩くことになる

新しい鍵を2つもらったんだけど、一つがシールめちゃめちゃズレてて笑ってしまった

 

鍵が走行中バタバタするのでカバー付けた

 

 

うーんかっこいいバイクだ

3回車検通したバイク初かもしれない

それくらい気に入ってる

速くないけど面白いバイク

 

 

おまけ

引き取りついでに試乗させてもらった

BenelliのTNT125

グロムと同じ12インチミニバイク

だけど大分性格が違うバイクって感じ

フレームもサスもTNT125のほうがカッチリ目

排気音も純正で十分なくらいいい音

コンビブレーキに慣れていないせいか、効きが弱い気がしたので、そこだけ気になるところ

効きのいいパッドに変えたらカッチリ目のサスを活かせそう

 

その他装備も豪華

グロム乗り的に気になったとこだと、

・テーパーハンドルバー

・トラスフレーム

・スタビ付きスイングアーム

・スプラッシュガード

・埋め込みLEDリアウィンカー

・ピロボールシフトリンク

 

これで乗り出し40数万くらいだったらお買い得

 

グロムはいじって楽しむバイクって感じだけど、

TNT125はそのまま乗れるって印象

吊るしで12インチバイク楽しむならベストな気がする