北斗の拳の原画展が兵庫県立美術館で開催しているのを知り、行ってきました。
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北斗の拳は私が子供の頃に放送していて、学校でも「秘孔を付いた」とか「お前はもう死んでいる」とか「ひでぶ」とかいう言葉が流行ってました。
その原画を一気に展示するのが今回の特別展で、他にも東京・名古屋・福岡でも開催するようです(なお東京会場と名古屋会場は既に終了)。
場内には色々とフォトスポットも多数あり、記念撮影している人もたくさんいました。
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せっかくなんでラオウ像の前で先日買った北斗の拳とバファローズのコラボタオル持って撮影しました。撮ってくれた人から「どこで売ってるの?」と問われたので、三宮と京セラドーム大阪にあるバファローズのグッズショップで売っていることを伝えました。会場ではさすがに売ってませんでしたが、福岡会場では売って欲しいと思いますね。
北斗の拳の舞台は核戦争によって壊滅した未来(原作の描かれた時代から見た未来)という設定です。当時は東西冷戦の時代で、核保有国も増えていた時代です。そんな時代にこの作品が産まれた意味は大きいと思います。作者の武論尊さんと作画の原哲夫さんは、軍拡へと動いていく世の中に警鐘を鳴らすために、この作品を作られたのではという気がします。
なおこの作品に度々出てくる「死兆星」というのは、アルコルという実在する星がモデルだそうです。昔は視力検査に使われたこともあったようですね。見えることが珍しいから「不吉だ」とされるケースもあったので、それをヒントに産まれたようですね。
またこの日は「ひょうごプレミアム芸術デー」ということで、もう一つの特別展「描く人、安彦良和」が無料で見れました。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240714/18/f-spirit-7/af/60/j/o1080081015463062634.jpg?caw=800)
この特別展で初めて名前を知った方ですが、機動戦士ガンダムや宇宙戦艦ヤマトなど数多くのアニメを手掛けられた方だそうで、私の知っているアニメもたくさん関わっておられます。またご自身で原作を描かれた作品も多くあるようです。アニメは原作者に注目がいきがちですが、作品に命を吹き込むアニメーターの方の存在を決して忘れてはいけないなと、改めて感じました。