いらっしゃいませ^^
nana書店、開店です𓅪
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店から見てるとさ、
アキちゃんのお店からは出てくれる人は、
みんな笑って幸せな顔をしているね。
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「優しい言葉
〜パンとスープとネコ日和〜」
群ようこさん/ハルキ文庫



『パンとスープとネコ日和』の第三弾♪
第一弾
愛猫「たろ」を失ったお店を営むアキコの元に、
優しいご縁で
わんぱく兄弟猫の「たい」と「ろん」が
やってきた。

信頼している体育会系スタッフ、
相棒しまちゃんの元にも猫がやってきた。
猫の毛が料理に入らないように、
細心の注意を二人で払っているところ、
近くに似たようなお店ができたことで
ドギマギしているところ、
アキコはもちろんのこと、
近くの喫茶店のママさんも
しまちゃんをすんごく信頼しているところ、
住職の奥さんとの触れ合い、
お店も日常になり、
また取り巻く状況も変化していく。


でもアキコとしまちゃんの芯は
なんだかんだで変わらないし、
常に感謝の心が行き渡っている。
しまちゃんのパートナー、シオちゃんも
出てきました!
狭い世界だけど、
充実した世界。
日常がぐっと愛おしくなる
『パンとスープとネコ日和』シリーズ。
お届けしています^^
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𖧷ともかく私たちは、
周囲に惑わされずに、
自分たちのやるべきことをやりましょ。
𖧷それがアキコさんのやり方なんですから。
それを変える必要はないと思いますけど。
𖧷アキコの頭の中が急に動きはじめた。
すべてを実現できなくていいし、
する必要もない。
とにかく何か思いつくことが、
中年になって頭が固くなった自分にとっては
必要なのだ。
𖧷みんなそれぞれ、持っているものと、
持っていないものがあって、
それを他人と比べる必要はないんですよね。
𖧷アキコはこの人と知り合えて、
本当によかったと、心が温かくなった。
𖧷それはよかったわね。
結局、お店でも何でも、
人で成り立っているものね。
𖧷まったくねえ。
小が大にやられるのは悲しいよね。
でも小さな店には小さいなりのいいところが
たくさんあるからね。
そういうところを
わかってくれる人だっているから
𖧷しまちゃんがエア剛球の受け止めた
大阪の男性がいってくれた、
「がんばれよ」のひとことが、
とてもうれしかった。
口から出す言葉のひとつひとつは、
とても大事だとだなとわかり、
シオちゃんのことも、「奴」だの「お前」だのというのはやめようと反省したのだそうだ。
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お立ち寄りいただき
ありがとうございました(*^^*)
素敵な本の出逢いがありますように。