「暴力への」・・賛否両論 | ~ ロバート・フジタの一筆コラム~

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 先日、柔道女子日本代表の園田監督が辞意を表明した。

 

当然の選択だと思う。

スポーツ界や教育界だけでなく、家庭や職場の中でも暴力行為は一切許されるものではない。



 


また、テレビのバラエティ番組などでも平気で人の頭を叩くような場面があるが、それも今後は自粛したほうが良いのではないかとさえ思ってしまう。



私の高校生の時は、今の時代とはかなり違いリーゼント頭の不良少年達が肩で風を切って歩いていた。




 


体育の授業では、日体大や国士舘大学の体育教師が必ず一人は赴任して来ており、ツッパリ少年達を威圧していた。


 

頬を強くぶたれるなど日常茶飯事。下手に体育系クラブなどに入部したりすると先輩や顧問からの「愛の竹刀打ち」の洗礼を受けるケースが多かったように記憶している。




 


私などは3歳から空手少年だったので叩かれ馴れしていて、特に怖い思いは無かったが、

 

家でも親に叩かれたことのない少年達は、この歳になってもあの頃の先生達に叩かれる直前・直後の情景が鮮烈に蘇るらしい。


耳がキーンといっていた音までが再現されるそうだ。中には別の先生に電話帳のように分厚い受験雑誌の背表紙(一番固いところ)で頭を数度に渡り叩かれたことを思い出す人もいるらしい。



それらの先生方はとっくにお忘れだと思うが、叩かれた方は忘れられるものではない。痛い・痛くない、怪我する・しない、の問題ではなく、心が傷つけられるのだ。


 

ただ、立場を変えてみれば、先日の園田前監督の記者会見はある意味で立派だったとも思う。逃げも隠れもせずに国民の前で事実を語り、お詫びをする姿は、それが当たり前とはいえ、できる人は少ない筈だ。その勇気を評価、称賛したいと思う。少年を自殺にまで追い込んだどこぞの高校教諭や顧問達とは大違いだ。


暴力行為がありながらそれを否定したり、言い訳したり、逃げたり、隠れたり、かばったりする、ということがあったとしたら、誤りの上に誤りを重ねる行為だ。



一連の教育者、指導者達、まだおもてに出ていない隠れ暴力者達は勇気を持って、今回の教訓をもとにして再度精進をかさね、暴力に頼らない方法で立派な教育者、指導者になられることに期待したい。それは他の暴力主義者に改悛する勇気を与えることにつながる筈だから。



 

賛否両論はあると思うが・・今日はこの辺りでお別れしよう。