アベノミクス効果がすごい展開になって来た。
高度経済成長期以来の記録に迫りつつある原動力は、もちろん安倍政権のデフレと円高からの脱却を目指す政策、所謂「アベノミクス」への期待感であろう。株価の12週連続以上の上昇は1958年12月~1959年4月の17週連続以来、ほぼ54年ぶりの長さとなる勢いである。、1958年と言えば戦後最長の「岩戸景気」が始まった年だ。外国為替相場もあっと言う間の90円代を突破。2月14日現在の終値で93.55円。このまま息切れせずに景気が良くなっていって欲しいと誰もが願うばかりであろう。
私は経済評論家やエコノミストでは無いので経済論評はこの辺りにしたいが、本日はちょっと見方を変えて論じて見たい。
それは・・・そもそも、「景気が良い」と私たちが我が事として実感できる時とはどんな時だろうか、と言うことだ。
・仕事が増え、売上や収入も増える
・長年欲しかったものが買える
・就職できる(失業が減る)
・有利な転職ができる
・投資したお金が増える
・これから先ももっと良くなると思える
・・・etc.
このようにして、景気が良いと町中、国中に活気が満ちる。だが、当然のことながら良いことばかりではない。景気が良いときには別の問題で頭が痛くなる筈だ。
・仕事が多すぎて納期が大変(連日残業が続く)
・人手不足、しかも求人難
・物価も人件費も上がるので思ったほど利益が出ない
・お金の余裕はあっても時間の余裕がない
・皆が利益をあげているのでこの程度の利益に満足できないし、焦る
・・・etc.
「景気が悪い」のも辛いが、「景気が良い」のも楽ではない。どっちに転んでも経営者は楽ではないわけで、そういう意味では、景気とは四季のようなものだと考えてはいかがだろう。それにあわせて生きていくしかないのだ。夏の暑さや冬の寒さに私たちは順応できるが、むしろ季節の変わり目の温度差に身体が着いて行かない。今まさに、そうしたタイミングなのかもしれないので、経営者は景気の動向をよくウォッチしていこう。
今、景気上昇の実感を感じないのは、企業業績や個人所得といった最終結果は半年先、一年先という具合に遅れてやってくるからだろう。その間、私たちはプロセスに意識を集中しなければならない。計画した通りに粛々と行動する。結果に一喜一憂したり、右顧左眄(うこさべん)のように右を見たり左を見たりして、ためらい迷い、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいるようなことは避け。プロセス段階で「飽きない」「焦らない」「挫けない」それは、企業業績のみならず、ダイエットも学習も恋愛もスポーツの上達もみな一緒のことだろうと思う。
今日はこの辺りでお別れとしよう・・・




