まだまだ残暑が続き、夏休みだと言うのに全く外出をする気にもなれない。そんな時には自宅では遠慮がちなエアコンをフルパワーにできて、しかも生ビールやメニュー豊富な食事までも注文できるカラオケルーム。。。
ストレス解消やダイエットにも効果があるそんな楽園に足が向いてしまう。
先月の日経MJ(流通新聞)に、「何人かで繰り出して盛り上がったり歌唱力を競ったり。そんなイメージの強いカラオケを一人で楽しむ人が若い世代で増えている」という記事が掲載されていたことを思いだした。
8トラ(ハチトラ)からレーザーディスクへと進化し、通信カラオケへと更なる進化を遂げた第1次カラオケブーム初頭の頃にも一人カラオケは存在していた。まるで電話ボックスのようなところに入り、前向き状態のまま「歌い続ける」他の客が前を通る際には後頭部しか見えないように工夫されていた。
しかし、この記事ではボックスでは無く多人数用のカラオケルームを一人で利用することが前提のようだ。また、本番デビューの為の一人練習でもなさそうだ。
先日、ファミリーコミュニケーションと事実の検証も兼ねてカラオケに行って見た。確かにそれは居た。しかも・・・何故か我々ファミリーよりも盛り上がっていたように思える・・それもたった一人で!!
では何故一人でカラオケに行くのか?
記事によると、「同僚や仲間と来店したとき、周りの空気を読んで『その場が盛り上がる曲を選ぶ』ことへの気疲れ」があるのだそうだ。
また、大人数では「(同じ料金で)歌える曲数が限られるのはストレス。1人で存分に歌いたい」という意見も紹介されていた。
楽しく親睦を深めることのできるはずのカラオケにも、そのような“問題点”や“弱点”があるのだ。
「カラオケとはそういうものだ!」と一蹴せず、それらに着目し、ソリューションを提供しようと思えば、「一人用カラオケ」という発想が生まれてくる。
人生や戦略を考える際は、短所よりも長所にフォーカスすべきだと言われている。
だが、「当たり前」と思って見過ごされてきた弱点に徹底的にこだわり、それを克服する方策をみつければ、それはイノベーションとなる筈だ。
かのドラッガー氏もイノベーションをこのように定義付けしている。
今日はこのへんにしとうございます。

