【ゾイド風】ボール製作記⑤ | いつだって加速装置

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改造ガンプラ系ブログ。
目が色弱なので色が見分けづらいです。
成形色のまま無塗装でオリジナル機体を作ってます。

こんばんは!


今日はちょいと面白い製作を、F岡です♪




シルエットは変わらないけど、少し印象が変わってくる。


そんな箇所を着手しました(*^^*)



さて、このボルガ。


1キットでボール2体作れることから、2機が連結し1体のイモムシ型MB(モビルビースト)になるように製作しています。


ボールが2機あればダイバー(パイロット)も2人いるわけで、連結すれば2人で1体のボルガを操縦する“複座型”となります。


そのパイロット像は「小学6年生の男女の双子が乗り込む」という妄想設定。


『MSイグルー』でもオッゴ対ボールの戦闘がありましたがどちらも学徒兵、つまり子供同士の戦争が描かれていました。


一年戦争末期に開発されたボールは時期が時期だけに兵士不足という事情があり、ボールのパイロットに学徒兵を動員せざるを得なかったという背景があります。


なのでGBNにおけるボルガのパイロットが小学生ダイバーであっても違和感ない設定だと勝手に思ってます(^^)笑


ただね…「パイロットが子供」ということに違和感はないですが、ガンプラとして一つ問題がありまして……



他のガンプラと違って唯一コクピットが丸見えなんですよ、このボールは(ー ー;)


なので今回は「丸見えコクピットにパイロットを乗せる!」という製作記になります!


ね?ちょいと面白いでしょ(笑)



今回使うのはコレ!


リマスター版『MG 1/100 エールストライクガンダム』付属のパイロットフィギュアです!


左:ムウ・ラ・フラガ、右:キラ・ヤマト。


身長差なのか、左のムウの方が若干大きく作られ、ヘルメットのデザインも異なります。


ダイバーは男女の双子で、背丈は同じ大きさのイメージですが、今回は大きいムウを男子、小さいキラを女子に見立てていきます。



ボールの上っ面をバラした様子。


製作としては、コクピットの中にパイロットフィギュアを入れるだけで塗装はしません。


そもそも僕は塗装できませんし、「中にダイバーがいるな」程度に見えれば十分なので。



そのまま乗せるとこのサイズ感。


写真ではムウを乗せてますが、これが若干小さいキラであっても無加工のままでは中に入りません。


あくまで外から“乗ってる風”に見えればそれでOK!


なので、はみ出る足はカットします。


気にするのは上下だけじゃなく、前後の奥行きも重要。


ドーム状の窓の内側にフィギュアが収まる必要があるので、フィギュアの背中がどうなろうが気にしない方針で加工していきます。



白:加工前、緑:加工後。


天井とシート背中部分は無加工のまま。


シートお尻部分をくり抜き、手を置く場所が低くなるようカットしました。


見た目は変わらず、椅子の座高だけが低くなるようにね。



左:加工前キラ、右:加工後ムウ。


痛々しい見た目になりましたが…(ー ー;)


見えない足先はカットし、後頭部からお尻にかけて背中はガッツリ真っ平らに。



お尻が深く沈み、手すりも低くなって、無理なく座れました(*^^*)


座席はくり抜いた状態のままにし、再度シートを張ることはしません。


ハッチ閉じれば見えない部分だし、下手な再加工はしない方針です。



ビフォー・アフター。


パイロットフィギュアがいるといないじゃ大きく印象変わりますね(#^.^#)


見てて塗装がそこまで必要とも思わないし、ダイバーの存在さえ感じればそれで十分♪



というわけで、同じ加工を白にも。


ドーム下の小さな隙間から若干足先が見えます。


中にパイロットフィギュアがいるせいで隙間が開いてるわけじゃなく、元から発生する隙間です。


加工後パーツが組めない…なんて事はないのでご安心を(^^)



2機のボールを並べて♪


1/144ボールに1/100のパイロットフィギュア。


違和感なく搭乗させられたし、存在感もあってすごく見やすい♪


これで僕のMGストライク(未組み立て)にパイロットフィギュアが乗り込むことはなくなりましたが、別にコクピットを開けなければいいだけなので気にしない気にしない(笑)



パイロットフィギュアとは別ですが、ここでスタンド穴の説明をm(_ _)m


ボルガ腹部との連結はボール背部に開けた穴で行います。


ダボ穴をそのまま利用し、そこにピンバイスで開口。


連結穴とスタンド穴を兼用する形に。


ですが、実際ポージング取らせる時にどんな形でスタンドを使用するのか不明なので、念のためスタンド穴をもう一箇所増やしておきます。



下のバーニア基部にスタンド穴を開口しました。


中に適当なジャンクパーツを接着し、スタンド穴の深さを足しておきます。


これでしっかり奥までスタンド軸が刺さるはず!



これでスタンドの用途が広がりました(#^.^#)


普段扱うガンプラと違いボールは人型でないので、どんなポージングをさせるか予想がつかないし、前もってスタンド穴は増やしておいて損はないかと♪



以上!パイロットフィギュアの搭乗製作でした♪


正直言って、真正面から見ないとパイロットフィギュアは見えづらいです。


ですが、見る角度でチラチラ映り込むダイバーの存在はなかなか面白い要素なんじゃないかと思い、MGストライクから引っ張り出してきました(笑)


キラとムウ、二人が乗ったストライクだからこそパイロットフィギュアも二つ付属するので、ストライクでなければ成せない製作だったかな〜と思います。



小改造すれば1/144に1/100フィギュアがハマるのも面白いですよね(笑)


違和感ないのが嬉しい♪


中に入れてしまえばキラとムウの若干違うサイズ感も分からなくなりますし。



ボルガ全体のシルエットは全く変化なし。


だけど見る印象が少し変わる。


そんな小改造でした(*^^*)


本格的なボール製作を考えてる方にはオススメです♪



ちなみに僕はストライク以外のMGは、MGアストレイブルーフレームセカンドリバイ、MGジャスティス(リマスター版)を持っています。


他にもケンプファー、デスサイズEW、ゼータプラス、デュエル(リマスター版)など持ってましたが、地震により機体は大破しました(/ _ ; )


ブルーフレームとジャスティスのパイロットフィギュアも確認したけど、膝の上に手を置いてる造形で、のっぺりとした印象でした。


MGストライク(リマスター版)のパイロットフィギュアは四肢がちゃんと分かれてる造形なので、パイロットフィギュアも色んな造形があるんだと今回勉強になりました。


もしパイロットフィギュア使う製作されるなら、予めレビューサイト等で造形を確認してから算段立てるといいかもです♪


んじゃ!


まったねーーー!!!