今日はある保護者様と教育相談した時の様子をご紹介します。
中学1年生の保護者様から教育相談のお申し込みをいただき、本人は来れないため
お母さまと年長さんの妹さん、私の3人で面談をすることになりました。
お母さま 『うちの子、家で全然勉強しなくて困ってるんです・・・』
Ni-Zo先生 『それは困りましたね。何か勉強の妨げになるものがありますか?ゲームとか、漫画とか?』
お母さま 『実はスマホなんです。。習い事も多くなってきたので、スマホを持たせたんですけど、これが
失敗でした。スマホでゲームしたYouTubeみたり、ずっとスマホをいじってるんです。』
Ni-Zo先生 『なるほど、、最近はそのお悩みよく聞きます。解決策は簡単です。本人が自制できるように
なるまでは、勉強時間を設定してその間はスマホを完全に切り離してあげましょう。お母さま
さえよければ本人と話して自習室を使って勉強するスケジューリングをいたしますが?』
お母さま 『じゃあお願いします。先生にお任せできたら安心です。』
そんなお話をしていると・・・・・
妹さん 『飽きた~!おなか減った~~~!!!』
突如ぐずり始める妹さん。
そりゃそうですよね!妹さんからしたら退屈なだけですもんね。
そして困ったお母さまはカバンからおもむろにスマホを取り出し、
これでも見ときなさい!といってスマホを妹さんに渡す・・・・・・・・・・・・
待て待て!オカン!アカーン!
ついさっきまでお兄ちゃんがスマホ依存になって困っているって話してましたよね?
このままだと妹さんも5~6年後に同じ悩みを抱えることになりますよ!!!!!!
と、面談の様子を一部ご紹介させていただきました。
こんな様子はどのご家庭でも見られることではないでしょうか?
掃除をしている最中、料理を作っている最中、電車の中、子どもがぐずり始めるとスマホを渡して大人しくさせる。
結構見る風景ですよね。
仕事を持ちながら、子育てもしつつと最近のお母さんは本当に多忙な方が多いです。
そんな中でスマホを渡すという行為は決して責められるものではありません。
ですが、そのリスクも十分に知っておいていただきたいと思います。
今のスマホは、ほぼ無限といっていいほど楽しい要素が詰まっています。
また、子どもは『楽しむ、遊ぶ』といったことへの知的探求心は大人の比ではありません。
なので、スマホにハマるな!というほうが無理な注文なのかもしれません。
この上なく便利な代物ですが、使いどころは見極めていきたいですね。