保護者様からよくいただくご相談の中で、
『受験勉強はいつから始めるべきでしょうか?』
というものがあります。
中学受験を考えられている方の中には、あまり早くに始めすぎると
子どもが息切れするのでは??
と不安に思っている方も多いです。
様々な意見がある思いますが、私は必ず『一日でも早く始めてください!』とお答えするようにしています。
もちろん、お子さんの習い事の都合など様々な要因ですぐに始めることができないケースもあります。
また、小学1年生から塾に通って受験の前に勉強が嫌になってしまったというお話も聞いたことがあります。
それでも私はなるべく早く始めることをお勧めしたいです。
受験というのは必ずゴールが設定されています。
小学5年生であれば中学受験までは残り2年を切っていますし、中学1年生は高校受験まで残り3年もありません。このゴールはどうやっても変えようがありません。
また、行きたい学校のハードルも急に下がってくれるわけではありません。
そんな不自由な入試の中で唯一自由に選べるのが、受験勉強を始めるタイミングだけです。
入試までに学ばなければならないこと、習得しないといけないことは、いつ始めても同じです。
ならば少しでも早く始めて、無理のないペースで走らせることが入試の正攻法ではないでしょうか?
つまり受験はヨーイドンのないマラソンといえるでしょう。