私（シフォン）の仮説です
スピリチュアルでは『自分が創造主』だということがよく言われていますが、これは結構誤解を招きやすい表現だと思っています。
「自分が創造主だから人生も世の中も自分の思い通りに創造できるはずだ」という感じです。
引き寄せの法則などはこの考え方をベースにしていると思います。
これはある部分では正しいと私も思います。
想像＝創造
この世で人間が想像したものはこの宇宙の中に概念としてすでに存在していて、人間がそれを具現化することを創造と呼ぶのでしょう。
とはいえ、自我の思い通りになるとは私は思えません
ある程度はなるかもしれないけど、基本的に自我の想像力よりも運命の方が強いと思っています。
なぜなら、運命とは魂（ハイヤーセルフなど）と神々などの霊的サポート存在が協力して作ったシナリオであり、その時々における最善手だからです。
その最善手を体験するために、いろんな霊的存在や縁ある人達が動いている。
そんな強い力で創りこまれたシナリオを自我程度の力で大改編できるはずがありません（自我の言い分を聞いてシナリオを修正することはあるようです）。
運命を変えることは、ある意味で自分や神々が用意したシナリオを否定すること。
それだけの覚悟と力を持っている方もごく少数いるようですが、ほとんどの人間は運命に従うことが最善手であり最短ルートのようです。
運命に従うと聞くと「何もしない」と思われがちですが、そうではありません。
自分のハイヤーセルフや縁ある神々が創ったシナリオを信頼することであり、そこに参加している自分を信頼することに他なりません。
運命に抗う生き方をする場合は、違うシナリオでも乗り越えられるはずだと言う自己信頼が。
運命にひたすら従う場合は、自分達の用意したシナリオこそが最高だという自己信頼が。
どちらの場合にも、根底に自己信頼がなければ成り立ちません。
運命に従う覚悟もなく、運命を変えようと言う勇気もないという中途半端な状態が一番苦しいのかもしれないと感じました
まぁその不安定さこそが人間らしさなんですがね
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