妻への感謝が伝わらない | 極上の人生を生きるためのヒント

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人生をより輝かせるためのヒントがここにあります。

皆さん、こんばんは!椎名です。

いつも読んでいただきありがとうございます。感謝します。


(問題・悩み相談)~あなただったらどうしますか?~


【問題:妻への感謝が伝わらない】・・・読売新聞より抜粋


50代の会社員男性。


妻への感謝の気持ちの伝え方がわからず、四苦八苦しています。


妻はフルタイムで仕事をしながら、食事の準備や子どもたちの世話にも忙しく、目の回るような毎日を送っています。


私は普段から、「ありがとう」という言葉を発していますが、どうもうまく伝わっていないように感じており、モヤモヤして気が休まりません。


休日などは、洗濯や浴室の掃除など、できる範囲で家事も手伝っています。


子どもたちも嫌がらずに手伝いをしてくれており、少しは妻の負担を軽くしてあげられているのではないかと思います。


ただ、妻の顔からは疲れた表情が消えません。


むしろ日に日に、疲れが積み重なっているような印象すら受けます。


これからもできる限り、家事をしていくつもりです。


妻の安心した表情を見たいと思っていますが、どのようにしたらいいでしょうか。


アドバイスをお願いします。


【回答者:眉村卓(作家)】


偏見かもしれませんが、アメリカ映画などで夫が妻に「アイラブユ‐」と言っているのを見ると、私は、義務的なせりふか、おまじないのような感じがして、仕方がありません。


あなたの奥さんへの「ありがとう」は、これと同じように、受け取られているのではないでしょうか。


別の言い方をすれば、あなたは感謝の心を届けているつもりでも、相手にはただのあいさつの言葉になっているということかもしれません。


いや、これは「ありがとう」の言葉だけではなく、家事の手伝いやその他のことにも言えることなのでしょう。


そのため、あなたは奥さんの負担を軽くしようと努めているが、奥さんはあなたの気持ちを受けとめているようには思えない、もどかしい、というふうになるわけです。


私にはどうも、あなたは努力を妻に認めてもらいたいという気持ちが強すぎるように思えてなりません。


あなたがそういう「報酬」を求めるのは、つまり「助力者」として認められたいのです。


奥さんはあなたに「共同当事者」であってほしいのだと、そんな気がするのですが。


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こちらから感謝の言葉を投げかけているにもかかわらず、相手からは感謝の言葉が返ってこないことにストレスを感じている・・・。


そこには「自分がせっかく感謝の言葉を投げかけているのだから、妻はそれに応えるべきである」という思考があるようです。


この思考を「相手が感謝の言葉を投げかけてくれてもくれなくてもどちらでもいい」に置き換えるとモヤモヤはなくなります。


どうしたら感謝の言葉が返ってくるかと考えているうちはモヤモヤ気分が継続されることでしょう。


本当は感謝の言葉など返ってこなくていいのです。


自分が感謝しているのだったら、「ありがとう」を投げかけ、また、出来ることを淡々と実行していけばいいことです。


相手の機嫌に左右されるのではなく、まずは自分の機嫌を取ることの方が先決ですよね。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。