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F-ROOTS ギターリペアマン 思いのままに・・

読んでくれた方に何かが伝わればいいなと・・・

※テーマは全部「突発記事」で書くことにしました。(2011.10.20)

2010年3月に投稿したブログをリメイク投稿します。

このリメイク活動を繰り返すことで

このブログが面白いモノになったら…と願うのですが、

過去の自分と向かい合うも、

どうでも良い内容が多く削除ばかりしております笑い泣き

そして、なによりギターと関係ない話は恥ずかしい

(フォントが小さくなっている箇所が書き足した部分です)

 

 

お世話になっている先輩から「任せる!」で預かったギター。

過去のブログでフレットを磨いたり、ボディーを磨いていたギターです。

 

物凄く気になってしまう箇所がありまして・・・。


ギターリペアマン 思いのままに・・

ナットの溝です。溝が浅い為に押さえ難くなってます。

(ナットとうのは画像中央少し上の白いパーツ)

ここも個人の好き嫌いもあるのですが、

許容範囲外でしたので調整をしました。

※後から撮ったイメージ写真です。

  実際はマスキングしないと傷を付ける可能性もありますから。

 

この投稿をしてから16年経ちますが

今もお客様に「溝が浅い」「溝が深い」という表現を使っています。

伝わり難いのですよね…。

「適正範囲から外れてしまっている」というニュアンスです。

 

この溝をあまり気にしない方は多いですが、スチール弦のアコギは

結構変わるものです。

「押さえにくい!」と思ったら疑うと良いかもです。

 

スチール弦アコギに限らずエレキギター、クラシックギターにおいても

ナットの溝の深さは適正範囲内に収めておくことをお勧めします。

この件に関してもっと詳しく書きたいですが、

長文になりますので今回はやめます。

でも適正範囲に収めておかないと

そのギターのポテンシャルが損なわれてしまう可能性が高いし、

究極な結論を言えば「良い音は出ません

 

また、弦高が高いので、サドルを調整して弦高を下げていきます。


ギターリペアマン 思いのままに・・

今、この位のサドルでしたが、ここから下げます。

 


ギターリペアマン 思いのままに・・

「これ以上やると問題が出ます」という状態までしました。

本音を言えばもう少し下げたいですが・・・

この方法では限界ですね。


これ以上手を入れていくかは要相談。

 

記憶が曖昧ですが、

この頃は既存サドルを削ることによる

サドル(弦高)調整をしていたようですね。

当工房では現在は既存サドルを削ることは受けておりません。

新規作成でそのギターに合わせて作成させて頂いてます。

理由は上記のような「もう少し下げてみたい」という挑戦も

可能になったりしますし、

その他いろいろな理由で

お客様にとっても工房にとっても良い事ありですので…

 

「ずっとギターを弾いてなかったがまた再開しよう!」なんて時は、

今回、このギターにやって来たようなメンテをしてあげると

楽しい再開が出来ると思います。

 

ギターの初心者であればあるほど

「自分のギターの状態ってどうなの?」って思わないですよね。

だから、しつこいくらいいつも言います。

 

理由「ギターを続けて欲しいから

 

だめっすか?

 

過去にこの投稿をしてからも

いろいろな想いでギターリペアを続けて来ましたが、

過去に書いた

ギターを続けて欲しいから」は今も変わらない想い。

故にリメイク投稿対象に選んだのですニコニコ

 

 

ちなみに、溝を自分で調整したいという人もいるかと思います。

溝用のヤスリも市販されています。

私も扱ってます。

物販のブログにも載せてあります。

チャレンジしたい人は見て下さい。

 

と書いてあるのは過去の話で、

当時の物販ブログはもう行ってませんし、

溝の調整は自分でやらない方が良いと思います。

「やらない方が良い」

は仕事欲しさに書いているのではありません。

ギターの為に書いております。

ナットで変わる弾き心地、音色のあれこれを

大切にしているリペアマンにお願いすることをお勧めします。

 

この投稿は過去に投稿した内容のリメイクになります。
アメブロさんのブログを見ていたら
現在の視点で内容加工したリメイク投稿も喜ばれると
ありましたので…。
 
とは言え、今の私と過去の私に差があるのか?という
疑問が浮かびますがね。
やってみましょう!!!
 
 
クラシックギターをリペアした時の話を少し。
 
このオーナー様、音色に異変を感じると
どこかがおかしくなっている気がする…
みたいな連絡を下さる。
毎回このような感覚的に感じた異変を。
 
このギターの話に限らず、
そのギターのオーナーであり、
常日頃から弾いている場合、
こういう感覚は高確率で当たってたりします。
別のある方は表面上の目視では確認出来なかった
内部的なブリッジ浮きを感じた事もありました。
 
このギターの話に戻りますと、
やはりいつも何かは起きており
その都度、
手を入れコンディションを保って来ました。
 
ただ今回は今までとはちょっと違って
積み重なって来た経年のアレソレもあいまって
ネックがバナナのように曲がってしまっていた。
 
これはメンテナンス系なリペアでは対応出来ない。
トラスロッドも無いクラシックギターですし。
故に費用もそれなりに掛かってしまう。
そのような事をオーナー様と話した結果
このギターの音が戻るなら、リペアする!」と。
 
リペアするのか?しないのか?と
オーナー様が悩む状況だったところから
その要件が加わったことで
頭を悩ますのは私の方に…。
 
現状より状態を改善し
弾き易さ等を良い状態にするのは確約出来る。
でも、生き物であるギター
「やってみないと」という側面も正直ある
特に今回のように「望む音」に関する要件があった場合。
 
そういうプレッシャーのようなモノも抱えたまま
作業に入って行ったのです。

 

バナナの反りはハイポジ起きではなく

 

極度な順反りだった為、
フィンガーボード(指板)を剥がし
ネックの状態を確認しその後を決めようと考えていた。
 
フィンガーボードを剥がすと
想定外な事が起こる
トップ板とフィンガーボードの接着面がの劣化が酷く…
画像のようにトップ板が抜け落ちてしまったように。
 
作業を進めているのに遠回り?後退り?な気持ちにもなる。
またネックの状態があまり良く無い為、
ネックもボディから取り外す。
 
 
 
そしてここから
トップ板の抜けてしまった部分を修復し、
 
弦振幅と弦の張力、現状のネックの強度を考慮し
差し込み角を割り出し
組み上げて行く…。
(例の「望む音」があるから余計に悩むのです。笑)
 
そのような過程を経て
ギターは弦が張られる状態に戻ったのでした。
 
相変わらず途中経過の写真が無いので
一気に完成しますね。
 
過去繰り返されたメンテで削られたサドルはギリギリでしたが、
サドルもゆとりが生まれました。
詳しい方はこの表現でコンディションが良くなった事
想像して頂けるのでは無いでしょうか?
↑「ちゃんと説明しろ!」ですよね。
 
ちょっと言い訳を書きますと、
私がこういう事を曖昧に表現してしまうのは
言葉、文章だけで正しく伝えるのは難しいので、
必要なお客様には工房にてギターを前に
説明しようと思っているからなのです。
 
そして実際に弾いてみますと
音色「おかえり!!」って感じに鳴り、
かつ
演奏コンディションも向上しているので弾き易い。
 
オーナー様も喜んで下さり、
きっとギターも喜んでくれていることかと思います。
 
という話でした。
 
「リメイク」して前より少しは面白くなったのだろうか…。
そして、
この投稿に関して言えば、
この頃と今で
思う事はそう変わっていなかったという発見がありました。
 
もっと古い投稿で行ったら違いますかね。
またタイミングでやってみようかと思います。
 
読んで下さった方、ありがとうございます。

このブログでいつも紹介させて頂いてます

OpenAcousticGarage

略してOAGVol.9の開催のお知らせです。

 

初聞きの人もいるかと思いますので、

簡単に説明しますと、

仲間と企画している音楽イベントです。

普段接客スペースとして使用している

F-ROOTSガレージ及びその周辺を

このイベントの時は様変わりして

イベントを行います。

 

5月3日(日)

12:30 Open

13:00 Start

で計画しております。

 

また今回も

「心向けて下さった全ての皆様と一緒に

思い出の時間を作れたら…」と思います。

 

詳しい事が決まりましたらまたお知らせします。

 

「いつもどうも」のお客様も

「はじめまして」のお客様も

メンバー一同、楽しみにお待ちしております!

 

私はまだ口頭以外では紹介をしていなかったのですが、

仲間が活動の際に紹介してくれているようで

「1枚予約!」なんて電話も頂きました。

驚きとともに感謝です。

 

OAGは予約は不要でお気軽にお越し下さい。

ただ私含めメンバーの心の励みになりますので

「行くよ!」という連絡は歓迎です

いろいろ把握するうえでも助かります。

 

申し訳ございませんが出演者は確定しておりますので

出演希望の連絡は受けられませんので

ご承知おき下さい。

 

というOAG Vol.9紹介の投稿でした。