ここのところ頑張ってハイペースでブログ更新したんで今回からやっと9月の話になります。
今年は10万円の給付金があったのでここまで 結構なペースで乗合船に乗船してきましたが久しぶりに若い頃のように頻繁に乗船してるとふと気になった事がありました。
それは・・・
「私も歳をとって劣化してきたけど長年愛用してきたロッドもかなり劣化してきてて1本はかなりボロくなったなぁ~。」っと。
そこで給付金がまだ残ってるうちにオフショアキャスティングロッドも買い替えることにしました。
っとその前に~
【買い替えの話の前に少しマイロッドの歴史を語ります。】
私がソルトのキャスティング船に乗るようになったのは確か1998年頃。
初めて使ってたロッドはザウルスのデッキスティック。
60トゥイッチン&55ハイパートゥイッチンでリールはダイワのトーナメントS4000RAにシマノの98ツインパワー3000&4000でした。
デッキスティックの60は良かったんですけど55は基本設計がおかしくて疲れやすくてすぐに手放し別のロッドにしました。
もともとトラウティストだった私はufmウエダの愛好家でしたから次はドルフィン🐬スティックとかも使ってましたがあの紅白のカラーリングが好きになれずこれまた手放してまた別のロッドに。
当時は一緒に行く釣友が数人いましたので大磯や小田原の早川港から相模湾に、たまに駿河湾にも行ってました。
一緒に行く人がいれば交通費は割り勘だったり運転も片道だけとか交代だったんですけど歳をとって1人で頻繁に行くとなると色々負担も増えて面倒になってきて次第に都内に近い平塚から乗船するようになりました。
【平塚と言えばアンリパ(パームス)のお膝元】
当時、平塚の船🚢に乗ると猫も杓子もロッドはみんなコーラルスターばかり。(笑)
当然右に習えで私もコーラルスター主体になっていき、メインのCGP7016iは酷使し過ぎて買い直して2本買ったし、若い頃は元気にミヨシで8016iとか8020iを毎週振り回してましたが船中皆が同じ竿を使ってるのでたまに間違えて他人のロッドを振ってたこともありました(笑)
取り違え防止でロッドに名前貼ったりもしてw
その後2000年以降はダイワからソルティガドラドシリーズが出た事もあり、今までのロッドよりも全然軽かったのでこちらが主力になりましたがこのロッド、軽いけど折れやすかった。
(私は初代ソルティガドラドを4本所有してましたがそのうち3本が折れました。)
そして現在。
コーラルスターは廃盤になり廉価なシーラプチャーに代わりソルティガはドラドからゲーム等を使ってました。
さて前置きが長くなりました。
それではここから本題です。
かつては6~8フィートの長中短の3本を揃えてたんですが今持ってるのはジギングロッドを除くとキャスティングロッドは73、70、69の3本。
73はそのまま使い、70を処分、69は予備ロッドにまわして少し長めで硬めのを1本とサワラ&サゴシの乗合船用に70以下のちょっとライトなのを1本ずつ欲しいかな、と考えてました。
とりあえず知り合いの釣具店に行き、どれどれ(..)と物色開始。
まずは定番のソルティガから見ていきます。
細身で軽いですね。でも4万円以上するんで予算オーバー。
私は若い頃は平気で6万円以上の釣具を何個も買ってましたが現在はそこまでの物を必要としてないのでリールもロッドも「税込み2~3万円以下じゃないと買わない縛り」のマイルールを設定しています。(そうしないと破産しますw)
でも過去にソルティガシリーズを愛用してきたのでキャタリナとか格下のモデルはちょっと抵抗が。
それなら思いきってテイルウォークとかが安くて買いやすいから1本買ってみようかな?って思ってたら今年、パームスのシーラプチャーがモデルチェンジしてた事を知りました。
たまたまこのお店に78MHと66MLの2本があったので見てたんですが
なんか値段が安くなってる!??
気になって調べてみました。
↓こちらが前作の2016シーラプチャーの定価(税込み)
SRGS-76ML: ¥29,700
SRGS-76M: ¥31,350
SRGS-78MH: ¥36,300
SRGS-83H: ¥40,700
↓そしてこちらが今作の2020シーラプチャーの定価(税込み)
STGS-66ML: ¥23,650
STGS-76ML: ¥25,300
STGS-76M: ¥26,400
STGS-78MH: ¥30,800
STGS-81H: ¥33,000
STGS-83H+: ¥35,200
お分かりいただけただろうか?
新モデルなのに定価で5000円~6000円安くなってます。
もちろん店頭では1割~2割安くなるだろうから実売価格はもう少し安くなるはず。
安くなるのは良いことなんですがなんでだ普通はモデルチェンジすると値段は上がるものだが・・・?
どこかにコストダウンしたカラクリがあるはずだ。と思ってよく見てみると・・・?
んっ?
ガイドは同じFuji製ですが・・・
ステンレスフレームじゃなくなってる???
このガイドフレームってよく見ると釣具店で「初心者オフショア用」で7,000円~10,000円で売ってる廉価ロッドのガイドと同じなんですけど・・・
なんだこのガイド?Sicなのか?ここでコストを下げたのか???と思ってると
すると知人の釣具屋が
「ああ、これはアルコナイトリングです。」
え?アルコナイト!?何それ?
「最近コスパ重視の安いロッドに増えてきてます。メジャークラフトとか。Sicに比べるとやや放熱性と硬度が劣りますが実釣では大差ないです。強いて言えば比重は重いのでそこがネック。」との事。
今は1本5万、6万もするロッドはそうそう売れないから時代のニーズに合わせたのかもしれません。
だけどステンレスフレーム&Sicすらやめてコストダウン重視とは・・・
一応、シーラプチャーはコーラルスターのDNAを受け継ぐロッドだと少し思っていたのだが・・・。
パームスは近年安いロッドに路線変更してるけどこの値段だと昔5万円以上もしたコーラルスターは一体なんだったのか・・・?とも思ってしまいます。
まぁNEWモデルの賛否は別にしてNewモデルが出たなら旧モデルが処分価格で安く出るはずだ!
私は前回のモデルチェンジ時に前型を激安の9800円❕で購入しています。
ですのでまずは前型のシーラプチャー(SRGS)を探しました。(こちらはステンKガイドSicだし)
ですがこのメーカーはモデルチェンジするとすぐに旧型をさばいてしまうのか?どこにも売ってなかった。。。
思えば昨年、北海道遠征モデルのレラカムイシリーズがモデルチェンジした際にも北海道帰りの私が旧レラカムイ海鱒シリーズを買おうと思って探したが買えなかったっけ。
ここは旧モデルを諦めて素直にNewシーラプャーを買ってみることにしました。
なんってたって値段が安い!
まずは78MHから手に取って品定め。
私が以前持ってたコーラルスターの8020iに相当する番手ですね。
しかし安い。知り合いの店では現品限りで安くしてくれて税込み22000円でした。
しかし年老いた今の私にこのロッドが必要なのか?
外房のヒラマサにも行かないし、マグロ🐟️も専門で狙わない。
やるのはせいぜいカツオ&シイラかサワラ&サゴシのキャスティング。
たまに不意にキハダマグロ🐟️の跳ねに遭遇するくらいです。
そう考えると買ってもあまり出番ないな・・・
で、お次。今度は66のML。
今年のここまでの釣果を見ても分かる通り釣れてるのはペンペンばかり。😥
しかも使ってるルアーも12cm前後の物が主体。
この使用用途を考えるとこのロッドがピッタリでした。
この時点(9月初旬)ではシイラゲームはもう終戦間際だったし、10月から始まるサワラの乗合船用のサブのショートロッドやボートシーバスにはいい。
しかしこの不等長?とかの変な長さの変則2ピース。
どうもこれが好きになれず気に入らない👋😞
遠征モデルのエアポータルなら3でも4ピースでも構わないし、78MHみたいな長さなら確かに持ち運びを考えてこの2ピースはありだと思うんですよ。
だけど7フィート以下なら今まで通り(グリップ脱着式)で良い。
特に一番短いこの66なんかは1ピースでもいいくらい。
私は長年乗合船でファイト中に2ピースロッドの先が抜けてしまった人、キャスト時に先っぽが抜けて飛んで行った人など色々な人達を見てきました。
他にも使ってるうちにジョイントがズレてガイドがよそ向いてたり。
もちろん、これらはしっかりとジョイントを差し込んで繋いでなかったせいだとは思います。
だけど1ピース(またはグリップ脱着式)だったらそんな事にはならないしそんな心配もしないで1日中ロッドを振れます。
ガイドは我慢出来るけどこの変な2ピースだけはなぁ・・・
かなり悩んでると知り合いの釣具店が
「安くするからそれ持って帰ってよ!」
って言うんで価格交渉したら・・・
え?そんなんでいいの!?
税込みでも激安でした。初心者🔰用の廉価ロッドに毛が生えた程度のプライスダウン⤵️にビックリ😲
それなら悩むことはない。背中をポンと押され買いました。
袋から出してマジマジと何度見ても変な長さの2ピース。
に、安いロッドについてるアルコナイトガイド。
ちょっと微妙な感じのロッドですが値段が安いので文句はありません。
前作の2代目シーラプチャー同様バットはダイヤモンド♦クロスラッピング。
3年保証だけど15,000円で買ったロッドの免責額が10,750円って。😓
このロッド、3年後は中古で10000円以下が相場じゃないかな。。。(苦笑)
とりあえずどんなもんか?今季最終戦に持ち込んでみようと思ってました(この時は)・・・
【続く…】