【釣りの記憶17弾】野尻湖釣行ボート編 | 続・魚喰う馬を釣れ(Fishing! or Noodle?)

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 今回の『2016釣りの記憶シリーズ第17弾』は信州は長野の野尻湖でした。
事の始まりは霞ヶ浦で初バス(ラージ)を釣ってから約1ヶ月以上釣りに連れて行かなかった職場の釣りビギナーのI君が今度は
「俺もスモールマウス釣りたいっす!よくそこらの小川で釣ってますよね?」
と言ってきたところまで遡ります。
 
私「スモール?あぁ彩の川虎ね。まぁ小さいので良ければ釣れると思うけど…」
I君「いや、デカいの結構釣ってますよね?俺も40㎝以上が釣りたい!」
私「たまーに釣ってるけどそんな簡単に40アップはポコポコは釣れないよー?野尻湖でも行ってサイトで狙えば40アップも何本か釣れるだろうけど・・・」
 
I君「え?なんすか?それ。やってみたいです!
 
と、言うことで久しぶりに野尻湖へ行くことに。深夜2時40分出発。
ところが事前にボート屋さんにTELして近況を伺うとスポーン(産卵)がすでに終盤で大型はもうアフターらしい。ちょっと読みが外れましたがまぁなんとかなるでしょうw
 
 
現着後はまず霞ヶ浦でダウンショットしか教えてないI君に今度はジグヘッドやネコリグなどを教えます。(少しは自分で調べてきたりしないのかねぇ最近の若者は…)
で、もってサイトフィッシングのキモをレクチャーしてると・・・
 
 
いきなり釣れちゃいました。しかも40アップ♪
イメージ 7
 
これを見てI君も俄然ヤル気に!この時点では簡単に釣れると思われたのですが…。
 
ここ野尻湖ではボートの時間が短いのでボート屋が始まるまでは付近でおかっぱりするんですがこの日は結構な数のアングラーがいました。
なかにはトップで40アップを釣ってる人もいましたので確かにスポーンから虫パターンへ移行しつつあるのかもしれません。
 
 ボートの準備が出来ましたので早速出航。まずはボート屋周辺をやった方が手堅いのですが、初心者I君が初めて来て沖の鳥居に興味津々でしたのでまずは観光がてら弁天島へ。(笑)
 
島の鳥居周辺のややディープをやりたかったのですが予想外に風が強くサイト困難。
仕方なく風裏へまわり、大型(40㎝以上)を探していきました。
イマイチ、朝一のレクチャーでもしっくりこないI君に再び指導しながらやってたんですが釣れればこんな感じ。↓
イメージ 1
 
でもこの日は風もやや強かったんですがちょっと増水気味で濁りも入ってたかなー。
そんなにサイト向きではない状況。じっくり探せば水深3m以深も探れたんですがサイトをしたことがないI君は上手く魚を見つけられません。
 
2mちょっとくらいのところにまだ残ってる個体が釣ればこのサイズ↓でしたが。
イメージ 2
 
誰にでも見える浅い水深はすでに空ネストの空き家か居てもチビばかりでしたのであまりやりたくなかったんですがI君が釣れないので仕方なく探して教えて釣らせてみました。
 
 するとやっとI君にヒット!釣れたのは35、6㎝くらい。
浅場に残ってるスポーン終わりかけだからちょっと小さいのは当たり前。
40アップじゃないから、と撮影せずに即ネストへ返しました。(これが後で後悔)
 
釣れないI君には悪いけど私もちょっとは釣りたいのでI君には見えない3m付近の微かに残ってるやや大きいかな?って思えた魚をスラスイ、ジョイクロで撃っていくとまぁまぁサイズが釣れました。
イメージ 3
 
この釣りは見てて楽しいんだけどデカいトリプルフックが魚にかなりダメージを与えるので途中で止めました。(痛々しく可哀想でしたので私にしては珍しい自主規制)
 

 
私はそこそこ釣って遊んでたんですが釣れないI君はここで予想外の行動に出ます。
 
島裏の観覧船付近で巨大な鯉の大群が浮いてきて、それを見たI君、
「どらどんさん!あれ釣りたい!鯉釣ってもいいすか!?」と言い出しました。
思えばこの初心者I君、初めて釣りを教えたのは鯉釣りでその後も鯉ばかり釣ってました。
しかし釣ったのは60㎝以下ばかりで本来の巨鯉は見たことがなく興奮してました。
 
私「え?別にイイけど餌ないよ?ワームじゃ釣れないよ」と冷ややかに対応。得意げ
I君「大丈夫っす!この前の芦ノ湖解禁で懲りて今日は沢山食料買ってきたんで!」
 
とジグヘッドに自分が食べるチーズパンとか付けて投げ始めました。
 
これがこの後、予想もしない事件!?に発展していくのですがこの話は後日、別にアップします。
 

 
 さて、この後やはりスポーン終盤で大したネスト(産卵床)がなく、魚が居なかったので(超シャローにはチビネストが残ってましたが)色々と流して行きました。
スプリットのナチュラルドラッキングやセイラミノーなどで途中でこの程度の魚↓を数本拾い釣りしていきましたが、さほど釣果は伸びず。
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1人で来てればやや深い所をスースレやアイスのドラッキングしたり、逆に浅場をトップやハドルミノーでも投げたりしたんですが、とりあえずI君に40アップのスモールを見つけて釣らせねば。(←最優先)
 
 
 午後になって風向きが変わったので島の反対側へ回りました。
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 ここで40㎝あるかないか微妙な魚を見つけてI君に狙わせましたが初めてのサイトフィッシングに慣れないせいかイマイチタイミングが合いません。
 
ここで問題が分かりました。I君はビギナーゆえ、安物の偏光を使用してたのでどれ、ちょっと貸してみ、とかけて見ると色が濃くてあまりよく見えません。
「だから魚が見つけられなかったのかー。」と後半は私のサイトマスターを貸してあげました。でもI君、よく見える!と最初は感動してたのですがそれでも釣れなかったのでやっぱこの釣りは慣れが必要かな。
 
私はしばらく釣りを止め、I君に釣らせてあげてたのですが、少々粘り不足。
もっと「手を換え品を変え」「入れる角度を変えろ」など色々指導したんですがちょっとやって「俺にはこの魚は無理っす。他の魚探して下さい」と、あきらめが早い。
 
さらに「他にウグイカラーの大きめのルアーとか持ってないの?」と聞くと
 
 
「ウグイってなんですか???」
 
 
「・・・。タラーそっかーウグイも知らないホントの釣り初心者だった。orz」
 
 
 
 そんなこんなで私は私でI君に付き合いながら適当に釣りましたが同じような水深で似たような魚ばかりで少々飽きてきました。
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この後、風が強まり霧、ボートもすぐに流されポジションキープしても魚をすぐに見失いサイト不可に。って言うかサイトじゃない普通の釣りも困難なくらいでした。
 
マーカーも持ってましたのでその気になればマーカー打って狙う事も出来ましたが、よほど大きい魚であればやりましたけど40㎝前後の魚じゃマーカー打つ気にもなりませんでした。
 
ってことであっという間に16時になってしまいボート終了。(ホント終了が早い)
結局、I君は1本のみでボートから上がることになりました。あぁあの1本を撮影してあげればよかった。。。(あの時点では40㎝くらいのがもっと簡単に釣れると思ったので…)
 
この後、残業に突入しましたので次回は残業編をアップします。。。
 
いや、先に事件!?編かな?