生徒様からのご質問。
「今度、体験に申し込み下さったが、
”本コースに興味はあるけれど
まだ迷っている”
と事前に伝えて下さいました。
体験だけでもお申込み頂いて
とっても嬉しいのですが、
迷っている方には、
当日どんな風に
お話したら良いでしょうか。」
ここは悩むポイントですよね。
こちらでもシェアしてみたいと思います。
迷っている、と言われた場合、
無理強いは絶対NGですが、
かと言って、遠慮しすぎて
何もフォローしないのは
逆に冷たい印象になってしまいます。
せっかく「迷っている」という
今のお気持ちを伝えて下さって
いるのですから、
一緒に向き合って
差し上げることは大切です♪
迷っていても、
受講したい気持ちもあるから
ご連絡下さったわけですからね♡
また、
「迷い」を正直に伝えた上で、
あなたがどう出るかを試してみたい、
信頼できる人かどうか、確認したい、
という目的が、無意識に
隠れていることも多いのです。
ぜひ、上手に対応したいところ。
問題は、
迷っているポイントはどこか
です。
これによって、
ベストな対応が違ってきます。
もし、
やりたいという気持ちは
定まっている。
でも、何らかの事情・制約により
出来るかどうか不安があって
迷っている。
という場合には、
何とか出来る方法を
一緒に考えて差し上げたり
あなた側のちょっとした配慮で
解決する問題があれば、提案する等して、
「やりたい」というお気持ちが
なるべく叶えられるように
お勧めしてあげて良いと思います。
この場合は、
迷いの解決を一緒にしてくれることこそが
本当の望みである場合が多いです。
決して強引にならない形でなら
そっと後押しすることの方が、
お互いのためになると言えます♪
「こんな所に工夫して、
一緒に頑張ってみませんか!?」
という前向きなご提案をした上で、
最終判断はご本人にお任せする、
というスタンスで良いと思います。
でも、もしそうではなく、
自分が本当に
やりたいかどうか自体が分からなくて
迷っている。
やるのが良いことなのかどうか
迷っている。
というタイプの迷いの場合には
ちょっと注意が必要です。
今すぐ、本コースをお勧めするのは
ちょっとやめたほうがよい場合も。
もちろん、
一歩踏み出すことによるメリットや
手に入る未来について前向きなお話を
して差し上げるのは良いのですが、
「そもそも、本当に
必要かどうか分からない。」
というお気持ちの方を
引き込んでしまうことは
トラブルの元です。
本当は必要としていない人に対して
売ってしまうことはとても危険です。
そのサービスの内容にもよるのですが、
単なる趣味ではなく、それなりの努力を
要するものである場合、
結局続かなくなってしまうリスクが高いです。
「やりたいか、やりたくないか」
「必要か、必要じゃないか」
この根本的な部分には、
ご本人にしか判断を下せません。
なので、この部分で前向きに
なり切れていないと感じた場合には、
今すぐにお勧めしようと焦ることはせず、
その方のお気持ちを一緒に整理してあげる
ところからが良いです。
やるパターン、やらないパターン、
両方についてシュミレーションした上で、
その方がどうなりたいのかを
よく考えて頂きましょう。
やる場合は、自分としてはこんなことを
お手伝いできるし、お力になれる、
という範囲までのお話はしっかりと
熱意を持ってさせて頂き、
「やっぱり必要!」
と思って頂ける場合にはお引き受けし、
結論がでない場合は、そういうご縁として、
それ以上、お勧めしない方が良いです。
私のガイダンスや1Dayにも、
お申し込み時点ではまだその先は
迷っていて検討中という方は
いらっしゃいます。
私自身も基本的には
上記の通り、迷いの種類によって
ご案内・対応を変えています。
お気持ちは定まっているけれど
他の要因で迷っている方には
最大限解決できる方法をご提案し、
なるべく継続的にお力になれるように、
その先もお勧めしますが、
「この方は、まだ本当にやりたいかどうかが
定まっていないな。」
と感じた場合には、それ以上
お勧めはしません。
ですが、
その時点でまだ定まっていなかった人とは
もう絶対にご縁がないのか?と言うと
そんなことはありません。
しばらくお考え下さった上で、
「やっぱりやりたいです!」
とお気持ちを決めてまたご連絡
下さる方も少なくありません。
「迷っていても無理強いせずに、
尊重してくれたので、
自分のタイミングで心から納得できる形で
決めることができました!」
と言って頂いたりします。
迷っている人への対応は、
こんな風に、
迷っているポイントはどこか
を見極めて、
お互いにとって良い形になるように、
フォローして
あげてみて下さいね(*^-^*)