バカにされたくない!
「かわいそう」と思われたくない!
そんな気持ちから無理をしてしまったり、
自分を変に偽ってしんどくなる・・・
そして人間関係に疲れる。
こんなことって、よくありますね。
でも。
よくよく冷静になると、私の経験上、
ちょっと「かわいそう」なくらいのポジションは
長い目で見ると、最強
です。
もっと上の世代の人達も、
冷静に観察してみると、
本当にハッピーな人ほど、適度に自虐しながら、
このちょっと「かわいそう」ポジションを
死守しています(笑)
子ども達も最近生意気で~とか
旦那なんてもう空気よ~!とか
家のローンが~とか言いながら、
実際はこの上なく家庭円満で、
生活も豊かだったりします。(^-^;
観察していて、本当に賢いなと思いました。
実際、人間関係で一番厄介なのは、
攻撃の対象になることです。
ですが、
攻撃は基本的にされません。
「自分よりかわいそう」な人を
誰もわざわざ攻撃はしません。
むしろ優しくしてくれます(笑)
ということは、集団の中では、
変に羨ましがられようと無理して、
攻撃されるより、
早々にかわいそうバリアの中に
入ってしまったほうがラクです。
何かと人を見下したり、
勝手な基準で可哀そう扱いするような人は、
実は心が弱く、確固たる自信がありません。
だからいつも、
自分よりちょっと下の人を探そうとします。
相手になくて、自分にある物を確認して、
誰かを安心材料にしようとします。
一方で、
自分が比べると辛くなる相手には
攻撃的な行動に出るわけです。
それなら、
安心材料の方を演じてあげれば、万事平和
です。
そこに気が付くと、
女子界でのマウンティングには
びくともしなくなります。(^^♪
ちょっと下位扱いされながら
外では平和ポジションを守り、その陰で
自分は確固たる価値基準を持って
幸せになればいいだけのこと☆
もうちょっと若い時は、
私もなかなかそんな風には
思えませんでしたが、
最近はすっかりこの境地です(笑)
そして自分がこの考えになると
勝手な判断で人に優越感を抱こうとも
思わなくなります。
相手は敢えて下位を演じているだけかも
しれないのですから。
実は涼しい顔して最強なカードを隠し持って
いるかもしれません。
これでは、まるで手の上で転がされて
いるようなものです(^◇^;)
つまり、
人に優越感を抱くということ自体、
かなり滑稽だなとわかります。
そこまで至れると、
完全にその他大勢から一歩抜け出した
悟りに達することができます。
スピリチュアルでもなんでもない、
現実的かつ具体的な世渡り術です(*´꒳`*)
確かに、バカにされたり、
憐れまれたりするのは
いい気分ではありません。
ですが、そんな時は、
発想力が鍛えられますし、
仕事にも役立ちます♪