ホウレンソウを頂いた時のお話。
おじいちゃんのお誕生日のお話から、おじいちゃんと私の相方が月違いの同じ日にち産まれなのだと言う話になりました。
おじいちゃんの誕生日もおじいちゃんの名前もおじいちゃんが現役に何のお仕事をしていたのかも、私は何も知らなくて、お葬式の会場で知りました。
おじいちゃんは、とっても世の中に貢献した素晴らしい業績の方でした。
私が知っているのは、畑仕事をしていて、いつもニコニコしていて、娘の名前をちゃんと覚えてくれていて、すっごく可愛がってくれているおじいちゃん。
でも、現役の時からその優しさは変わっていないのだなぁと感じたおじいちゃん。
そのおじいちゃんは冬生まれで、相方も冬生まれ。
「冬まれの子供は頭が良いんだって。本当かな?」
と、おばあちゃん。
「私は春生まれだから頭良くないのかも」
とおばあちゃん。
おばあちゃんは春生まれ。
「私も春生まれです」
と伝えると、お互い同じ月だと言う事が判明しました。
「綿は冬生まれではないけれど、自分を信じて生きて行くのが一番だと思っているの。だから、私は馬鹿じゃないし、頭がいいって思っているのょ」
といたずらっぽく笑うおばあちゃんはとっても素敵でした。
おばあちゃん、今年82歳になるそうです。
82歳のおばあちゃんの口から「自分を信じる」って言葉が出て来ました。
自分を信じる事の大切さを82歳になっても口にするおばあちゃん。
その言葉は私の心に響いて、幾つになっても、やっぱり大切な事なのだと感じました。
何処に居ても、何をしていても、どんな自分でも、自分を信じる事こそ大切な事なのだと。