ホームページ用に 昨日のネタ、触媒について まとめたが、すぐに立ち上げることが出来ないので
フライングしてお披露目!
排気ガス浄化装置・触媒がロードスターの熱問題の源です!
だから、改良するべきだ!という論をまとめました。
触媒反応は、A/F(理論空燃比)・適正温度でないと効果がありません。純正の排気システムでは触媒反応を向上させるために排気ガスを物理的にコントロール(セッティング)してあります。
効率よくセッティングすることで排気ガスの圧力が高まり、排気温度も上昇、結果的に三元触媒の効率がよくなる仕組みです。
それでは、B6・BPエンジンが生み出す熱エネルギーが問題になる現実をどう捉えていますか?
ロードスターのエンジンルームからの熱量は大きいと感じますよね。そのことから、エキゾースト
マニホールドやエキゾーストに巻くバンテージが爆発的に人気な理由も納得がいきます。
熱を吸収するラジエターも容量的には十分なカロリースペックを持っていますが、水温は常に高めなことからカロリーアップラジエターが飛ぶように売れています!
では、エネルギーの源であるエンジン性能はどうでしょう?エンジン出力に不満に感じているオーナーも多く、チューニングも盛んに行われてきました。エンジンが生み出すエネルギー(カロリー)は、特に問題となるスペックを持ち合わせていません。
実は、この不可解な問題の原因は個人のドライビングスタイルにあると確信しています。
ユーノスロードスターオーナーで、何の熱害トラブルが起こらないオーナー様、熱問題に悩まされるオーナーさまが存在します。全体的に悩まれているオーナー様が多いのが実情です。どういうことかというと、このクルマの長所であるハンドリングが良いことから、自然とアクセルを踏む機会が増え、エンジンに負荷を掛けてしまっているのです。つまり、純正触媒システムの過熱が飽和状態になる傾向が強いのです。排気ガスの物理的なセットアップ(仕様)が裏目に出てきてしまっているといえます。
そのことから熱伝導の問題でエンジン関連の温度が常に高い状況下にある。
これが不特定多数のロードスターを見てきたうえでの結論です。
触媒が持つ放射エネルギーの悪循環 は後継モデルとなるNB系ロードスターで見直され、熱問題も小康状態になりました。それに習いまして、NA系車輌にNB系の三元触媒を取り付けるサービスをしています!施工希望の方はお店で見積もりを取ってください!
これを考えるのに一日掛かりました・・・ 自分の脳を何とかしたい