今月2回目のアロマボランティアは4人行い、2回目のおばあちゃんのお話しです。

(↑再び、同じおばあちゃん)
ノックをしお部屋に入ると『嬉しい嬉しい!待ってたよ〜』と言いながら手すりを何度も持ち替えながらうつ伏せに。

うつ伏せと言うことは背中ですか?
→また背中して。服は脱いだほうがいいよね?

しんどくなかったら脱ぎましょうか。
カーテン閉めておきますね。
→誰に見られてもええよ

一応、閉めておきますね。
→見るほうが嫌よね。と笑う

お肌が弱く乾燥もあり、非常に痩せていますので、ローズウッドとラベンダーをブレンドし、仙骨に手を当て、片方の手で背骨をゆっくりさすっていきます。

2秒ほどで、気持ちいい、気持ちいい、本当に気持ちいい。と言いながら、しんどいうつ伏せでゆっくり呼吸をされています。
呼吸に合わせて手を動かす、呼吸に合わせて速度を変えていく。
おばあちゃんに合わせていきます。

残り5分ほどで、前回の話をすると、おばあちゃんも話の内容を覚えていたようですんなり会話が弾みます。
2週間前なのにさっきまで話をしていたかのように2人とも鮮明です。

人と話したことは覚えておくといいよ。
覚えているとこうやってたくさんおしゃべりできるし、覚えているってことは大切なことよ。
相手も嬉しいしね。

今日は何人?
→4人です

私は何番目?
→2番目です

あと2人待ってるんやね。しんどくない?
→大丈夫です

じゃあ、今日は4人の人の話を覚えないといけないね、大変だね、でも大事だからね。
→はい。覚えておきます

お客さん、ボランティア、家族や友人、今までの職場でも比較的、会話を覚えているほうだと思います。

あの時、〇〇の席に座って、〇〇を注文して....
〇〇の精油を嗅いで〇〇と言った....
次、〇〇する!って言ったよ....
などと、事細かく覚えていることもありますが、スポッと抜けていることがあると『珍しい』なんて言われたり。

これが勉学や仕事に活かせているならきっと違う人生だったように思います。
なぜ、大事な場面、重要な部分は覚えられなかったのか?
不思議です....
それは勉強のことです(爆笑)

興味がある話題、興味がある人が発する言葉でも異なるとは思いますが、感情や自分の考えと一緒に記憶に残りやすくなるのでしょうか。

些細なことを覚えられるなら勉強も覚えられるのでは?と何度も何度も思いましたが、興味が....ない....なかった。と言うことでしょうか。

仕方のないことです。

前回のお話しで『丸いほうがいい』『はいはい。言っておくほうがいい』の続きからスタート。

悩んだり、しんどいのは人よね?
→そうですね

誰と揉めると厄介だと思う?
→真剣に考えてしまい、答えられず

家族よ。家族が1番揉めると厄介。
些細な一言でも家族は覚えているよ、何かと揉めて問題になるのは家族でしょ?
家族こそ、はいはい。よ。
言い返したくても口からは『はいはい』、これが1番いい。

いろいろな経験、たくさんのことを見てこられたのでしょうか。
強く受け止めておきます。

その後は、アロマやお灸などの話で少しだけおしゃべり。

あっという間の30分。
数分に感じる。
また来てくれる?
次はいつ?
それまで元気でね。
待ってるからね。
ありがとう。

もちろん、次もお会いしたい人ですから、おばあちゃんに合う精油を準備しておきます。
こんなにも待っていてくれる人がいるなんて....
がんばらないと!です。

画像は、アロマボランティア用の木箱です。
手前の2つはキャリアオイルでベルガモットとローズウッドをブレンドし、奥の茶色の瓶は香りのないキャリアオイルです。
一年に1人、2人ほど香りが苦手、香りは要らない。と言われる人がいますので、その方用です。

みなさんは会話など細かく覚えていますか?
すぐ忘れてしまいますか?
また聞かせてください。