子育ては3声と3気 | 黒人夫とのアメリカ生活30年

黒人夫とのアメリカ生活30年

黒人夫との約30年のアメリカ生活で体験した、黒人差別問題など、ありのまま綴っていきたいと思います。より良い未来を願って⭐️



私の両親にとって、初孫である3ヵ月の娘を連れて、日本に帰国していた時の事。

ある朝、父が私に朝日新聞の子育てコラムの切り抜きをくれた。

それには、こう書いてあった。

「子育ては3声 ”話声” ”笑い声” ”歌声”と
3気 ”元気” ”のん気” ”根気” です。」

初めての子供で何もわからなくて、 育児書を読みあさっても、全く反対な事が書いてあるものもあり、内心、すごく焦っていた私にとって、 その言葉は、とても励みになった。

特に、

”のん気”

というのを見て

”そうか~、子育てはのん気でいいんだ~”

と、とても気が楽になったのを覚えている。

それ以来、私の育児のモットーは

”子育ては3声と3気”

になった。

あれから、17年経つが、改めて、私は”3声と3気”が出来ていただろうかと振り返ってみた。 

*************

“話声”

これは、お喋りな夫に助けられた。
夫は、今でも、色んな事を子供達と話し、真面目な話しもしながら、子供達と討論などもしている。


私も、幼い頃から、読み聞かせしたり、沢山話すよう、そして、子供達が何でも話せる雰囲気を作るように努力はしている。


娘は、食いしん坊なので、たまに二人だけで、レストランで美味しいものを食べると、 


自分でも気付かぬうちに、私の知らない事を、どんどん話してくれる事を、私は知っているw



“笑い声”

これも、いつも冗談を言って、笑わせてくれる夫の貢献が大きい。いくら嫌な事があっても、子供達の前では笑顔の夫の精神力は、相当なものだと思う。



そう言えば、私の父も、いつも冗談を言って、笑わせてくれていたなと思った。


“歌声”

私は歌が大好きなので、子供達が小さい頃から、いつも歌を歌っていたし、カントリーシンガーでもある、私の夫もそうだ。


私が育った家庭でも、いつも両親と妹とハモりながら、車の中でも、いつも歌っていたなーと思い出した。


子供達が小さい頃、家族皆んなで歌えるうたかあったらいいなーと、

“かぞくのうた”

を作って、歌ったりもしていた♪

実際の歌動画は下記をクリック↓

“元気”

たまに落ち込む事もあるけど、基本的には元気かな?



“のん気”

基本的に、私はぐうたら主婦&ママで、子供達にも、スポンジママ(何でも吸収する)と、呼ばれていたぐらいだから、のん気な事に間違いない。


ただ、バイリンガル教育でも、子供達に日本語を嫌いになって欲しくなかったので、押しつけず、流れに任せて、自然にのん気にやっていて、


”ちょっと、のん気すぎるかなー、、、”とは思っていたけど、(私があまりにものん気なので、娘の方から「今日からは、日本語だけで会話しよう!」と何度か言われた事もあったが)、


先日、娘がAP Japanese(大学で単位が認めらる日本語クラス)で、最高評価の’5’を貰っていたので、結果よしとしようw


“根気”

これは、子供達が小さい頃から、自分でやった方が早いけど、子供達にわざと、楽しくお手伝いしてもらったりしていたので、自信がある。


一歳の頃から、息子に卵を割ってもらったり


餃子作りしたり、、、


うどん作ったり、、、

母は、

「恵美ちゃんの子育ては、余裕があって、いつも感心するわー。」

と言うが、これは、おそらく根気の違いなのだと思う。

ちなみに、娘が3歳の時、初めて一人で作った料理は

”こんにゃくの田楽”

だった。

幼い頃、娘の大好物の一つは’こんにゃく’で、比較的、野菜もお肉もなんでも食べる娘だったが、煮物などを作ると、おかわりはこんにゃくばかり何杯も、、、

ということで、お料理大好きな娘と、こんにゃく料理を作る事にしたのだ。

まずは、娘に黒と白のこんにゃくを見せて、

私「じゃあ、今日はこんにゃくを使った料理をしよう!」

と、一緒に料理本を見て、献立を選ばせた。
そうすると、娘はこんにゃくの田楽を見て

娘「これがいい!」

と、、、

いかにも、こんにゃく!というか、 これじゃ、こんにゃくだけなんですけど、、、

でも、これなら、簡単だから、いっそのこと、 娘に作らせちゃお~と言う事で、 初めて、一人で全部やらせてみることにしたのだ。

私「今日は、一人で作ってみようか?」

と言うと

娘「ワ~イ!やるやる!」

と大喜び!

私「じゃ、まず、こんにゃくを袋から出してね。」

と、こんにゃくとはさみを渡したが、これが意外にも一番難しかった様。
(こんにゃくの袋って切れにくいのよね~。)
すこしサポートし、やっとこんにゃくをだす。


その後は、

洗って
切って
水と酒をまぜて
こんにゃくを煮て
練り味噌を作って(みそ、みりん、砂糖、酒、水)
こんにゃくをくしにさして
盛り付け

と、火を使う以外は、娘に全てやらせ完成!


娘は、自分一人で作ったという達成感からか、とても嬉しそうに食べていた。

こういう事って、結構、見守っている時間が長いので(自分でやれば1分でできる事に、子供はその何倍の時間がかかるので)、結構な根気がいるのだ。

息子も、未だに、色々手伝ってくれるが、簡単な料理は、一人で出来るようになった。


又、料理を作るのって、子供にとっては、英語の勉強(レシピを読む)や数学の勉強(計量をはかる)になるし、親子の会話も生まれるし、自分の自信(自尊心の向上)にも繋がるので、”一石二鳥以上だなー”といつも思っている。  


下記は、息子が7歳ぐらいの頃、マリオのクッキングショーを撮りたいと、一緒に撮ったものです↓


“根気”の一例ですが、途中、イライラしている私も、ノーカットで写っていますw


皆さんの子育ての方針は、何ですか?












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