土産にもらった、サイコロふたつ☆ | TAMMY'S BASSMENT☆★

TAMMY'S BASSMENT☆★

ベーシスト、そして機材屋、タミヤの日記。

tammyブログ TAMMY'S BASSMENT☆★-090713_1333~01.jpg

吉田拓郎が好きです。

あんまり詳しくは知らないし、いっぱい聴いた事もないのだけれど。

でも、昔はよく分からなかった。

大物シンガーだし、“結婚しようよ”や“旅の宿”等知ってはいたが、正直ピンとこなかった。

“たどり着いたら、いつも雨降り”は、子供バンドがやってるのがかっこ良かったし。

だけど何故か不思議な事に、何年か前に買ったアルバム“元気です”がピシャリとはまってしまった。

それからは事あるごとに“元気です”を聴いている。

ボブ・ディランもそうだった。

ストーンズやジミヘンがカヴァーしているディランの曲はやたらかっこいいのに、本人のオリジナル・バージョンはピンとこなかった。

でもある時、ふと聴いてみると凄くグッときてしまった。

吉田拓郎もボブ・ディランも無駄がないのだ。

言葉をメロディーにのせて伝える為に必要なサウンドしか鳴らしていない。

だからカヴァーするのにぴったりの曲が多いのだ。

それぞれのカヴァー・バージョンは勿論カッチョいいのだけれど、どちらかと言うと“言葉”よりも“サウンド”の魅力に惹かれていたのかも知れない。

いい意味でも悪い意味でも、“豪華絢爛”なアレンジが氾濫する昨今の音楽。

音圧と派手な仕掛けがある曲も嫌いじゃないが、俺はやっぱり“言葉”を聴きたい。

歳をとったからなんかでは無いんですよ、たぶん。

久しぶりに花田さんの弾き語りライブ、“流れ”を観た。

どの曲も無骨な様で、しなやかなメロディーに乗って届いてくる“言葉”が、心地良いうえにかっこいい♪

体調が芳しくない拓郎へのエールだったのかは分からないけど、花田裕之バージョンの“落陽”が聴けた。

無駄のない、グッとくる歌だった。

拓郎にも元気になって欲しい。

俺は今、“春だったね”を練習しています☆


本日の一曲♪

“落陽”
by 吉田拓郎

心の置き場に迷った時、日本の“いい歌”は沁みるのです。

そんな名曲の数々を聴く度に、日本人で良かったと思う今日この頃☆