The Rockersに始まり、現在は“モスキート・スパイラル”等数々の強靭なロックンロールバンドで、唸りまくるベースラインを叩き出している“穴井仁吉”師匠秘蔵の逸品にして、エレキベース界のロールスロイスと云われる、イギリスのハンドメイド工房“WAL”のフレットレス・ベース。
しかも創設者“イアン・ウォラー”が健在だった80年代に製作された、貴重なベースギター!
普段はG&L L-1000や、フェンダー・プレシジョンベースをブリブリいわせている師匠ですが、レコーディング等で使用されているこのベースのサウンドは堪らないの一言♪
家具材等に使われるエキゾチックな素材を用いたプライウッド構造が生み出す心地良くコンプレスされた太い中低域は、オリジナル・ハムバッカーP.U.と個性溢れるフィルター・コントロールによって、“適材適所”なサウンド・バリエーションを出しつつ、あくまでも埋もれる事のないベースラインを刻み込む、ベーシストにとっては憧れの楽器。
ブランドXやケイト・ブッシュのレコードで、幾何学的な頭脳プレイを聴かせる“パーシー・ジョーンズ”をはじめ、問答無用の“ポール・マッカートニー”、ラッシュ(カナダの)の“ゲディ・リー”、愛すべき変態プレイヤー“ミック・カーン”、さらにはフリーやポール・シムノンまでと、愛用しているミュージシャンは皆“クセのある”一流ベースマンばかり。
その昔、お茶の水の谷口楽器のショーケースを眺めては、とてつもない価格とSGを彷彿させるどこか“男らしい”ルックスにため息をつきつつ、いつかは欲しいな~と思ったもんだ。
今ではほとんど流通しておらず、新品はおろか中古さえも見当たらないけど♭
そんな“雲の上”的な楽器だったから、穴井さんのを弾かせてもらった時はただただ嬉しかったっす♪
眉毛を剃って、カニ歩きしたくなったもんね。
今度は是非ともライブでウォルの音を聴かせてください、師匠☆
話はかわりますが…
明日、ウチのミトちゃんが“B・I・R・D”の告知も兼ねて、ラジオに出演します。
5月28日(木)
20:00~21:00
レインボータウンFM
79.2MHz
“ガールズミリタリー”
www.792fm.com
皆様、何卒よろしくお願いいたします☆
本日の一曲♪
“CROSSFIRE”
by Johnny & The Hurricanes
こういうインストが最近やりたい僕です☆