“横道坊主”のベースマン、橋本潤さん所有の1956年製フェンダー・プレシジョンベース。
ちょっとした調整の為、お持ち込みいただきました。
長い年月を経て乾ききったボディとネックに、ダダリオのフラットワウンド弦を張り、飾らないヴィンテージトーンが売物であるダンカンのシングルコイルからアウトプットされるサウンドは、正に“木と鉄”としか言えない程生々しく図太い音♪
バンドではスティングレイがメインの潤さんですが、セッション等でこのベースを弾いているのを見ると、繊細かつグルーヴィで卓越した職人プレイに圧倒されます。
そんなサウンドを聴かされると、腕もさることながら、シールド1本と自らのタッチでビートを奏でる事の奥深さと楽しさを再認識させられます。
楽器から奏者の“声”が聞こえる感じ。
俺もそんなサウンドが出せたら、いつ何時でも大丈夫、何でもこいや~!のベーシストになれるかもしれん。
難しいけど、一番たのしいね☆
本日の一曲♪
“AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH”
by Marvin Gaye & Tammi Terrell
マーヴィンは勿論最高ですが、タミー・テレルの声に俺は惚れてます♪
そしてこの曲を始め、良い歌をひときわ輝かせる、素晴らしい職人達の演奏にはただただ脱帽です☆