朝10時前、息子をサッカーキャンプのバス停で下し、私は一人、バス停数個先のショッピングセンターの中にあるH&Mに行くことに。
バッグに古着を詰めて持っていくと、リサイクルとして受け取ってもらえ、5ポンドの割引クーポンをくれるからだ。そして、ほとんどがつんつるてん状態だった息子のズボンを買わなければならない。
つんつるてんな古着を詰め込んだバッグを渡し、緑の紙の割引券を待っていると、店員さんが、
「アプリを開けてくださ〜い。割引券のコード見せるので〜。」
出た!!! どこもかしこも、うちのアプリ入れて頂戴!!!作戦。
2週間前だったら、「それならいいです…。」と涙を呑み諦めていたかもしれない。なぜならそれまで持っていた4,5年使い古した16gbのスマホは、写真が5枚入る程度で、
「メモリーがいっぱいですーーー」
と、悲鳴を上げ、ファッション系アプリなんて洒落たものを入れる余地など皆無だったから。
しかし、今懐に入っているのは、型落ちはしてるが64gbのスマホだ。後ろを振り返り、誰も並んでないことを確認して、得意げにグーグルストアに飛び込む。
しかし、気の弱い日本人の性なのだろうか。
インストールする時間でさえも、可愛い店員さんを待たせてる気がしてならず、なんだか申し訳ない気持ちになった。朝だしやることはいろいろあるだろうに、割引券が欲しいアジア人に時間を取られるこの状況。
不幸中の幸いだったのは、このレジがエントランス近くで、インストールが決して遅くはなかった(と思う)こと。このH&Mの店の奥の方は、電波がバリ4から3本、ひどいとこでは2本に落ちる。
が、インストールだけでは終わらない。
レジカウンターで、アカウントまで開かなければならないのだ。
メールアドレス、パスワード、誕生日という最低限の情報を、若者の⅓程度だろうが私の最大限の速度で入力し、「お待たせしました…。」と、コード読み取りの画面へと誘導してもらう。
店員さんの首からつるさがったコードを読み取って、ホーム画面に戻るも、店員さんは首を傾げる…。
「割引券がマイアカウントページに出ない…。」
( ;∀;)エーン
店員さんは「時間差で出るかもしれないから…」と言うことで先にズボン探しを済ますことに。
探し終わってアプリを開き、「そろそろ出てるかな…」
と、マイアカウントページを開くも、ページが真っ白!!! どゆこと!?!?!?
商品を探したり、他のことは完璧に出来るのに、なぜかマイアカウントページだけ…。
アプリを消して、再インストールするも同じ。
こんなタイミングでアプリがクラッシュ???
それとも割引券を客に入手させたくないの???
それともこの一年型落ちスマホが問題なん???
わかんないよーーーぅ
( ;∀;)エーン
レジから客が消えた瞬間に、もう一度同じ店員さんのところに泣きつくと、彼女も必死でマイアカウントページ表示への解決の道を探ってくれたが、表示されるのは真っ白なマイアカウントページと戻るボタンが下に表示されるのみで、なにこれどうなってんのよ…状態。
申し訳ない気持ちが高まり、変な汗が出てくる。
店員さんもお手上げ状態で、マネージャーに電話し、アプリを使わず、5ポンド割引していいか聞いてくれた。その途中にパッと閃いて、もう一度アプリを消し、消した状態で、インターネットでH&Mのサイトからログインし、マイアカウントページに飛んでみた。
щ(゚д゚щ)カモーン
出た!!!出たよ!!!
店員さん「イェーイ!!!」
。・゚・(ノ∀`)・゚・。アリガトウ…
H&Mでこんな達成感を得るなんて思いもよらんかったわ。
しかし、普段行かない洒落た店に行く場合、アプリに疎い人間は、ほとんど客のいない平日の朝を選んで、本当に正解だったと思う。これが週末の午後の超忙しい時間とかだったら、変な汗どころじゃなく、ゲロ吐いてたわ。
