あなたの記憶の中に
入れるのか
入れないのか
それは問題でない
ただいつも
私がそんな思考の中に
居ることの方が問題だ
あなたが
そんな私に気が付いたのなら
一体どう思うのだろう
まさか私が
一日の終わり
次の日の始まりの間の時間の中で
こんなことを考えているとしたら
あなたは一体どう思うのだろう
私が初めから
あなたの記憶の中でしか
息づくことが出来ないなんて
とても問題だ
そんな私は
ろくな存在でもない
そのろくな存在でもない自分に対して
果たして私は
何をしようとしているのであろう
これが仮に
私の努力であったとしても
それがあなたの心に触れるはずもない
これがあなたが私にくれた
私の一日
私の日常