人を想い 未来の二人の関係を 予測すること
その時点で すでに あなたは 敗北している
仮に想いが 一方的でないにしても
自分の中に 想いを 意識した時点で
すでに 二人の関係が
終わっていると言っても過言ではない
要するに 想いの存在は 不可能に近いものがある
慈しんだり 顧みたり また
手で触れたりすればするほど
想いは 愛は 幻
幻影に近いものと なってしまう
要するに 何事も
初めが いいのだ
想いの始りがいいのだ
時のふるいにかけられた時点で
もうそれは存在出来なかった
愛のかけらのように 想いのかけらのように
なってしまう
あなたも 私も 想いのかけらを見る
永遠に交わることのない
2人の存在が
そこに見える 見えてしまう
そこからが いつも 始まり
その始まりを 大切にして 前を 向け
歩いて行け