不本意な そんな日常 | 詩人:Writer 上杉浩司

 

 

 

 

 

 

 

とりとめもない日常です

あなたのいない日常は

私の非日常であります

 

ただあなたのいる

日常があるとすれば

それはそれは

語ることのできない

世界の出来事でしょう

 

私は今日も

あなたの存在を追い続けるような日常だけは

招いてはならないと自分に話しています

 

幸せの構図はありはしない

私はその構図をあなたと私の間に認めません

 

であれば

どんな構図が私たちに似合うのでしょうか

 

ああ 今にも崩れそうな私のあなたのいない日常は

永遠に永遠にどこにも存在しない日常であります

 

そんな構図が私に似合うのであれば

その瞬間私はどこかに飛んで行ってしまうのでしょう

 

さようなら さようなら

とあなたに語り掛けながら

 

こんな構図は要りません