存在することの | 詩人:Writer 上杉浩司

 

ふさぎ込んだ時の

私の胸に

まるで

飛び込んでくるような

素早さで持って

あなたは自分を表現できる

 

表現することの

危険性に

気が付いていても

いつの間にか

表現することの

魔性みたいなものに

妥協をしてしまって

いつの間にか

あなたの方を向いてしまって

いる自分が居る

 

決してそこに留まってはいけない

決してそこからスタートしてはいけない

 

だから

私なんか無視してください

無視されることで

決してあなたへの存在性を

失う訳ではありませんから