虚像と実像興味のないふりをすることの 傲慢さ あなたと心の中でさえも 呼ばないのに あなたに会えば あなたと呼んでしまう 自分の愚かさ あなたの実体は あなたの虚像よりも 小さい あなたの虚像を作り上げた 私は あなたに向き合う時 時間の軸も 地理の軸も 私自身の軸も 全ての軸が 消えてしまって 残るのは あなた自身の虚像のみ その虚像が 私自身の 実像 許して下さい そんな風にしてしまって 許して下さい としか言えない あなたには その言葉だけが 存在を許される