卒業 | 詩人:Writer 上杉浩司

水平線に難しい形をした何かがあって

それを何度も見るたびに

自分自身が倒れてしまいそうで

実はうれしいことがあったはずなのに

こんなにも苦しいとは

 

本当のことを言えば

うれしいことでもないのだろう

そんなに人生は簡単じゃないし

まして 生きることは

とても難しい事ではないにしても

そんなに簡単な事でもない

 

前を向き 上を向き

一歩一歩と言っても

この先の未来

わたしには何も見えやしない

まあ人生こんなことや

あんなこと

ひとつの一里塚として

あるのだろう

 

大きく息をして

あのひとのことでも考えていこうか

幸せに近づくために

思い切り楽しんで

自分で舵を取って行こうや

この狭い世界

もう迷うこともないさ

 

はい

卒業

 

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