文系の学生が在学時にデータサイエンスを履修すれば就職には困らないから安心しろとの論調をマスコミは流布しているが、それを真に受けないほうがいい。その程度の能力は2030年以降の時代には人工知能が実行してしまうだろう。
唯一の道は文系から理系に変えることしかない。
だが、現実には大学生の70%が文系だ。今の入試システムでは、数学や物理、化学などが苦手だからと、文系を専攻する者が大半だ。確かに、手を尽くしても数学、物理、化学が理解できない、身に付かないという人間は多い。だが、「数学、物理、化学では高得点が取れないから文系を選ぶ」という人たちは努力すれば何とかなる可能性が高い。
アメリカの大学は、日本のように個別の大学が、特定の日に、筆記試験などは実施しない。またすべての大学が専攻別に選抜をするわけでもない。応募時点では専攻を決める必要がない大学がある。「数学、物理、化学では高得点が取れないから高偏差値大学の文系を選ぶだけで、実は、努力すれば何とかなる」という人に向いているのは日本の大学ではない。アメリカのPennsylvania State Universityが向いている。この大学は、入学者の25%は応募時点では専攻を決めていない。さらにSTEM分野の研究力が世界トップレベルだ。
兎に角、Pennsylvania State Universityに入学して数学や物理、化学などを必死で履修し好成績を収めて理系を専攻するのである。
さらに、下記の2大学も検討すべきだ。
U of Maryland College Park
但し、複数の専攻がLEP(Limited Enrollment Program=限定入学プログラム)に指定されており、専攻未定で入学後に転向する場合、以下の厳しい条件が課されます。
微積分II(MATH 141):B-以上
一般物理(PHYS 161):B-以上
一般化学(CHEM 135):C-以上
全履修科目の累積GPA:3.0以上
さらに、LEPへの申請は1回限りで、不合格になった場合、再申請は不可
Virginia Tech
University Studiesで応募
但し、入学後に工学部を専攻とするには別途申請が必要となる。
変更要件となるコースをすべて修了しGPAが最低2.0以上、かつ12単位以上のGPA履修を完了することで可能となる。
GPA保証についてはGPA 3.0以上を持つ内部転向学生は第1志望の工学専攻への入学が保証される。
ほとんどの工学専攻では、3.0未満の学生も定員状況に応じて受け入れる。
過去の審査では、航空宇宙工学と機械工学のみが3.0未満の学生を受け入れられなかった。