アメリカの新興企業にNeurophosという会社がある、と最近知った。テキサス州オースティン拠点のフォトニックAIチップスタートアップで、NvidiaのVera Rubin NVL72 AIスーパーコンピュータの10倍の性能を同等消費電力で実現するとのことだ。今、問題になっている人工知能のデータセンターの「発熱」「電力」の問題を一気に解決してしまうに違いない。この会社が量産体制に入れるかどうか未知数らしいが、実現したなら半導体に革命をもたらすと言われていて、資金が潤沢に流れ込んでいる。
躍動的で明るい未来が見える。
一方の日本。
Lenzoという、革新的アーキテクチャの半導体を開発しているベンチャーがある。実現したならNvidiaを脅かす可能性が大きい。ところが十分な資金が集まらない。日本は、優秀な人材がいても、資金が集まらず、結果として、彼らの能力が埋もれてしまう国なのだ。これらの優秀なエンジニア、サイエンティストは日本の繁栄を願い、孤軍奮闘しているものの世の中の関心は薄く、誰も顧みない。
中には、こんな暗い話もある。半導体の研究、開発では東北大学は最先端にいる。だが、あろうことか中国との連携を強めている、との批判がある。日本の大学、企業は「戦略」が欠落しているのだ。そのため、優秀な人材は、日本に居ても、展望は開けない。開けないどことか「間違った方向」に向かわされることさえある。未来が見えない。
アメリカの、たとえばDuke Universityに進学し、アメリカで起業するという選択肢を選ぶしかないのではないか?
