迫り来る危機・優秀な理系高校生はアメリカのSTEM系に強い大学に進学せよ! -2ページ目

迫り来る危機・優秀な理系高校生はアメリカのSTEM系に強い大学に進学せよ!

2030年、世界中で100年に一度の大変革が起きる!アメリカのSTEM分野の産学エコシステムが完備した大学に進学し自己防衛する必要あり!

日本の大学のトップ層は、世界水準である。CWTS Leiden Ranking(物理科学・工学分野、被引用度トップ1%論文数)で見ると、東京大学、京都大学・東北大学などの8校は米国トップ校に匹敵する。日本のトップ層の研究水準は、決して低くない。

ところが8校を過ぎると崖が来る。日本でアメリカのトップ層に匹敵する水準を維持しているのは、東大・京大・東北大・九大・阪大・名大・東京科学大(旧東工大)・北大の8校のみなのだ。この8校を過ぎると、9校目(筑波大学・広島大学・慶應義塾大学、いずれも5本)は、米国50位(12本)にも届かない水準まで急落する。

この8校のSTEM分野の学部に入学できるのは毎年8,400人程度。8校の壁に阻まれた理系の優秀な高校生は、学力的には米国の30〜55位相当の大学に匹敵する実力を持ちながら、国内には見合う受け皿がない。9校目以降の大学で学部時代を過ごすことは、能力を伸ばす機会そのものを失うことを意味する。

一方、米国には日本人にはあまり知られていない研究レベルの高い大学が、数多く存在する。Virginia Tech、Michigan State、Arizona State、UC Irvine、University of Virginia、University of Florida、USC、Rutgers、Iowa State、UC Davisなどは研究水準は日本の9校目以降を上回り、合格率も40〜90%程度と現実的である。

8校に入れなかった場合、理系の優秀な高校生は上記の米国の「隠れた実力校」を目指すべきである。日本の9校目以降で埋もれるより、はるかに大きな可能性が開ける。

 

日本の教育関係者は、日頃、生徒に向かって、真実を探究しろと口先では言うが、この真実を直視しない。そんな環境に浸り、ひたすら日本の大学むけの受験勉強だけをしているのでは展望は開けないのである。