一般の日本人は「アメリカの大学に行くメリットはあるのか?」と問う。だがしかし、考えてもみて欲しい。果たして「日本の大学に行くメリットはあるのか?」と。
答えは「日本の大学に行くメリットがあるかどうかは非常に疑わしい」だ。
そもそも、日本の大多数の大学は大学としての要件を備えていない。日本社会は、そんな代物を大学と呼んでいるのである。
日本人が問うべきは、「日本国内で大学と称するものが700以上あるが、果たして、それらは全て大学の名に値するのか?」だ。
アメリカでは社会通念として「大学とは原則として教員はPh.DなどのTerminal Degreeを保有している高等教育機関」だ。教員のTerminal Degree保有率は下記の表の例で明らかなように非常に高い。
| Total number of instructional faculty(Full Time) | Total number with doctorate, or other terminal degree | % of (with doctorate, or other terminal degree) | |
| University of Pennsylvania | 1551 | 1488 | 95.94% |
| University of Michigan-Ann Arbor | 3104 | 2781 | 89.59% |
| Duke University | 1857 | 1759 | 94.72% |
一方の日本は文科省のデータによれば大学全体では、学部レベルの割合は40.8%しかない。